奈良女子大学学術情報センター
 所蔵資料電子画像集   江戸時代紀行文集 

 

    菅 笠 日 記

本 文 翻刻付き 行程表 行程図
 本居宣長が43歳の時に吉野へ桜見に行った時の紀行文。
吉野水分神社の申し子として生まれた宣長は、お礼参り (13歳)以来吉野を訪れたことがなく、この旅行は長年の 願いであった。「一目千本」といわれる吉野の桜だが、この 年は運悪く雨続きのために盛りが過ぎており、「たれてふ者か。 さるいやしげなる名はつけけんと。いと心づきなし」と落胆の 様子が目に浮かぶようだ。宣長はここ吉野で数々の歌を詠んで いる。
 

 

    翻刻・コメント・行程表・行程地図の作成については、
     本学文学部日本アジア言語文化学講座の学生の協力を得ました。


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