歴史学コース

歴史学コース

あらゆることに何故と問いかけ、常識を越えた答えを引き出す学問、それが歴史学です。
好奇心旺盛な人は来たれです。

このコースは、日本、アジア、ヨーロッパ、アメリカの政治史、社会史、生活文化史といった多彩なテーマについて、古文書などの史料、図像資料、原語史料などを利用できるように歴史学の専門的基礎教育を行い、歴史的思考と方法を身につけます。
日本史は主として平安時代以降、東洋史は主として中世以降のアジア史一般を、西洋史は古代から現代にいたるまでヨーロッパ史を中心に研究教育がなされています。

どう学んでいくか

コース概要

どんな授業があるの

歴史を研究していく力を養うために、こんな授業が開講されています

歴史学実習 古文書学実習 史料学実習
歴史学実習 古文書学実習 史料学実習
 奈良は、歴史学を勉強する場所として最高の場所。
古代から現代にいたるまで、見るべきところが山のようにあります。
そんな場所に出かけていって、自分のからだで歴史を体感していく授業です。
 歴史学は、史料と向き合うことから始まります。
日本史の場合、古い史料となると必要になってくるのが、古文書学の知識と実践。
漢文、かな混じりの文、くずし字の文...
読んでいくのはたいへんですが、昔の人たちの生の声が浮かんでくる快感は、このような実践を通してのみ得られるものです。
 歴史学においても、史料や参考文献などの情報検索、データの整理、論文の作成、研究内容の報告に、いまやコンピュータは欠かせません。
基礎からプレゼンテーションまで、歴史学ならではの利用を通じて、コンピュータ操作に慣れていくための実習です。

もちろん、それぞれの分野について深く知っていくために授業も多彩に開講されています

歴史学コース関連の授業テーマから(一部非常勤講師による)

日本史分野の授業テーマ
  • 平安時代史論
  • 都をめぐる語りの諸相
  • 日本中世の所有と依存
  • 田沼期から幕末維新期の政治と民衆
  • 自己認識としての日本近代史
  • イデオロギーとしての考古学
  • 古都としての奈良
  • 日本中世の所有と依存
  • 立憲制の歴史
  • 「歴史家」の語り口
  • 「依存」と「理性」から考える「近代」成立
  • 「依存」からみた日本中世社会
  • 「意識された日本」
  • 古代・中世の時間認識と空間認識
  • 東アジアのなかの南都復興
  • 近代史における古代・天皇制 『古事記』の意味
  • 京都における神仏にまつわる行事と統治空間
  • 平安京の思想
  • 古代・中世の時間意識・空間意識と依存関係
  • 「アジール(自由領域)」からみた国家
  • 近現代日本における女子教育の意義
東洋史分野の授業テーマ
  • アフガニスタンの歴史と文化
  • 中国における市場制度の発展
  • 中国における近代国家建設
  • アジア社会史特殊研究 中国近代経済史
  • 近代中国における留学生派遣事業
  • 外交交渉からみる近代中国史
  • 経済史の視点からみる東アジア史*
  • 近代中国外交史
  • 帝国日本とスポーツ
  • 海国図志』の世界
  • 伝統中国と近現代中国政治・外交史
  • 日本・西アジアの関係史通史
  • 近代中国のジェンダーをめぐる諸問題
  • 西洋史分野の授業テーマ
  • 古代ギリシアの女性
  • アカメイネス朝ペルシアの統治システム
  • 中世ヨーロッパ史の諸問題
  • イタリア・ルネサンスのパトロネジ
  • 1930年代スペイン内乱とフランス
  • 20世紀初頭移民のアメリカ化運動
  • 「地中海世界の変化5-6世紀」
  • 「地中海世界の変化7-9世紀」
  • 西洋におけるキリスト教と社会と芸術との関係
  • 中世ヨーロッパのアイデンティティと歴史
  • フランスにおける近代歴史学の誕生
  • アイルランドからみた第1次世界大戦
  • ローマ帝国の実像と表象に関する研究
  • 中世盛期・後期のフランス王権
  • 1920年代ベルリンの住宅建設運動
  • フランス人民戦線の歴史
  • 古代ギリシア史における小アジア
  • 中世後期ヨーロッパ豪華写本Tacuinum Sanitatis
  • 第一次世界大戦期のイギリスの女性たち
  • 近現代フランスにおけるフランス人と外国人の関係
  • 古代ローマの道
  • 中世ヨーロッパの社会
  • 都市から見るヨーロッパ中世
  • 文化革命としてのフランス人民戦線

古代文化学コースも歴史的なことを扱うので、協力した体制で学んでいくことになります

卒業論文紹介

これまでの歴史学コース関連の卒業論文には、こんなものがあります

日本史分野の卒業論文例
  • 戦間期における天理教の研究
  • 日本における子供観の変容について
  • 近代日本における予備校の誕生と人々の認識について
  • 江戸時代におけるアルコール依存症の研究
  • 近世における観賞動物の誕生 金魚を中心に
  • 赤穂部落文書にみる村方と四ヶ所非人の関係
  • 内国勧業博覧会に関する一考察
  • 歌舞伎文化の形成と変遷
  • 女帝の特性について
  • 稲荷信仰の起源 狐と鍛冶の関連から
  • 男装の遊女 白拍子
  • 仏師の社会的地位とその変化
  • 化粧の変遷に関する考察
  • 幕末土佐藩における脱藩浪士の位置づけ
  • 江戸時代における植物栽培の流行
  • 日本における星信仰の諸相
  • 日本における石薬・丹薬の使用と目的
  • 太平洋戦争末期の国民意識
  • 日野富子 女性の権力」
  • 近世・近代の書道について
  • 日米開戦の原因について
  • 鳶屋重三郎と寛政の出版統制
  • 第四国立銀行形成過程の研究
  • 井上毅の政治観
  • 内親王の歴史的役割について
  • 松岡洋右論
  • 明治維新における伊藤博文の思想
  • 古代・中世の鬼について
  • 平安・鎌倉時代の異界とその変様
  • 芸道と意識
  • 延喜・天暦聖代観について
  • 石原完爾の戦争計画
  • 江戸時代の産科医学について
  • 近世被差別民と町人百姓の関係―奥田家文書を中心に―
  • 伊勢参詣の研究
  • 歴史における犬及び猫の生活形態―動物と人間の関係を中心に―
  • 9~10世紀における統治と記録
  • 中世における病と頓死―多聞院日記を中心として―
  • 軍記物に見られる武士の化粧
  • 海軍力創設過程に見る幕末の根幹
  • 日本におけるキリスト教精神教育と信仰ーミッション・スクールからの考察ー
  • 学校機関の役割と大学の目的
東洋史分野の卒業論文例
  • 元朝の中国支配
  • 明清時代における景徳鎮磁器の貿易
  • 清代中国における「主婦」について
  • イエズス会士と円明園  乾隆期を中心に 
  • 香港返還と「香港人」意識
  • 日清修好条規締結期における李鴻章の対日観
  • 近代中国における万国公法の受容
  • 琉球問題と脱清人
  • 戦後初期台湾の教育文化政策について
  • イスラーム巡礼の興隆 マムルーク朝を中心に
  • 神戸華僑・華人のネットワーク
  • 東アジア国際秩序転換期における清国の琉球政策
  • 清末天津における「地方自治」制
  • 清代における琉球人漂着と琉日関係隠蔽問題
  • 明代における「士商」について
  • 朝鮮時代の社会階層について
  • 清代の銭荘と銭票 アヘン戦争前を中心に
  • 清末における中国人のキリスト教に対する視線
  • 清代知識人による纏足反対運動
  • 20世紀初頭中国の対米ボイコット運動
  • 清末における民族問題
西洋史分野の卒業論文例
  • 宗教改革期のスコットランド外交
  • 17世紀オランダ風俗画の表象
  • ルイ14世に見る「国王理想像」
  • 2つの住民投票と国家・民族・地域
  • インノケンティウス3世期のローマ教会
  • 日本とドイツの戦後責任に関する比較史的考察
  • アウグストゥス時代のローマ
  • 古代ローマにおける女性と婚姻
  • 第三帝国の健康政策
  • キリスト教ローマ帝国における司教アンブロシウスの意味
  • ワルツの誕生
  • イギリスと欧州統合
  • オスマン帝国における服飾
  • 近世ヨーロッパの魔女狩り
  • 近世ヨーロッパ医学にみる「生」
  • 近代以前のヨーロッパにおける人間と環境
  • フランス国王の国家儀礼
  • バスクとスペイン内戦
  • ナポレオン3世のパリ都市改造計画
  • ルネサンス期トスカーナにおけるヴィッラ
  • オーストリア=ハンガリー二重帝国と民族問題
  • フランスとドイツのイスラム系移民
  • 中世ヨーロッパの食
  • なぜイタリアはファシズムになったのか
  • 水と衛生の関係史 18,19世紀のパリを中心に
  • 帝国自由都市シュトラスブルクにおける宗教改革
  • 19世紀プロイセンの軍政改革と社会
  • 16-18世紀におけるハンブルクの発展
  • ルネサンス期西欧における楽師と音楽イメージ―ヒエロニムス・ボスの海外から―
  • 近代イギリスの女子教育
  • 19世紀イギリスにおける中流階級の家庭生活と紅茶
  • フランス王立絵画彫刻アカデミーの誕生
  • イタリア・ファシズムの文化

卒業後の進路

  • 歴史学関係の大学院 (東大、京大、名古屋大、奈良女子大など)
  • 小学校・中学・高校の教員
  • 官公庁
  • 博物館
  • システム・エンジニアなど情報関係
  • 出版・マスコミ関係
  • 金融関係
  • 観光関係

pagetop