私たちが日常使っている「ことば」や、読んでいるものは、生物学的な性差とは別の、社会的・文化的・歴史的な性の枠組みによって強く影響を受けるとともに、そのような性のあり方を強く反映しています。この、ジェンダー(社会的・文化的・歴史的な性のあり方)の視点を用い、「ことば」や文学を読み解く方法を考える場を充実させるために作られたのが、「ジェンダー言語文化学プロジェクト」なのです。
特に「ことば」や文学には、時代の風潮や思想が色濃く映し出されるため、女性・男性といった性のあり方がどのように認識され、変遷を遂げたのかということを知るためには、この上なく貴重な材料となります。また、ジェンダーを扱う領域は非常に広いため、社会学・生物学・医学など他分野との連携を深めることで、学際的研究としての成果も期待できます。 |