卒業生の声: 就職して思うこと [人文社会学科]

大学院へのいざない

卒業生の声: 就職して思うこと [人文社会学科]

旧 比較歴史社会学専攻 2005年3月卒業 Yさん

出会い

歴史と社会学。過去から現在までの社会の流れを学んでみたいと考えていた私は、歴史学と社会学を融合させたこの専攻に出会い、大いに魅力を感じました。
 ひとつの学問は、その分野だけには決しておさまりきらないものです。例えばフィールドワーク実習では、自らの足で課題を探し、多くの人との出会いからも新たな発見が得られました。私が学んだ社会学も他領域につながりをもっていて、学ぶことに限界がありません。このことに気付いてから、本当に学ぶことの奥深さについて考えるようになりました。
 大学での学問は受動的ではなく、能動的な働きかけが非常に重要だと思います。自らが研究課題を設定し、そこから何をどのように解決していくかの手段も自分で決める。この作業ができるようになって初めて、学ぶことの苦しさそして楽しさがわかってくるのです。
 現在私は、教師という仕事をしています。着任して二ヶ月。新しいものとの出会いの日々です。そして、何かを解決するにも一つの方法がすべてに通用しないことを痛感しています。そんなとき、新たな解決手段は出会いの中で自らが見出していくのだということを、学生時代に学んでおいてよかったと感じます。

地域環境学専攻 2005年3月卒業 Aさん

自分の足で踏み込もう

「地域環境学」と聞いて皆さんはどんなことをイメージするでしょうか。………具体的にどんな学問かをイメージするのは難しいかもしれませんね。けれどそれも一つの正解、つまり何でもできる。地域環境学専攻はそんな所です。
 ただし高校までと大きく違うところは、「自分でテーマをさがす」「自分の足で行動する」こと。地域環境学専攻の主軸となるのは地理学と環境社会学ですが、それも本当に幅が広い!自然地理学・人文地理学・歴史地理学・社会地理学・環境社会学………こうした幅広い内容から、自分が興味を持てる分野がきっと見つかるでしょう。講義を通して自分の興味の入り口を見つけたら、そこへ深く踏み込んでゆくのは自分の仕事。その最たるものが卒業論文でしょう。
 少人数でアットホームな地域環境学専攻。それぞれが各々の興味に従って、自分の専門性を深めていきます。そんなパワフルなみんなの姿からは、本当に良い刺激をもらったと思います。
 この春から高校の地歴教員となった私は、今改めて、地理というものの幅の広さに手を焼いているところです。けれど、地域環境学専攻で培った「自分で動く力」を原動力に、毎日頑張っています。

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