奈良女子大学文学部なら学プロジェクト とは 歴史を有した地域である奈良の社会や文化の特性を現代的視点から読み解き、その成果を外部に発信する新しい試みです。
2004年、文学部国際社会文化学科を推進母体として、その試みが始められました。もちろん奈良女子大学には、ならを対象とした研究、教育の長い積み重ねがあります。現在も21世紀COE「古代日本形成の特質解明」が豊かな研究成果を生み出しています。なら学は、こうした本学の地元・奈良の研究と教育、そして地域貢献に、歴史学、地理学、考古学、社会学、文化人類学、民俗学、美術史など様々なアプローチから取り組んでいく試みです。
こうしたなかから、近年、全国で盛んとなっている地域学・地元学の発展にも寄与しえるものを見つけていきたいと考えています。