奈良女子大学 なら学プロジェクト

 なら学の教育

文学部なら学プロジェクトでは、以下のような教育を行っています。

<授業>
「なら学」(一回生以上) :『大学的奈良ガイド』(なら学プロジェクト編)を参考書として2015年度から全学開講科目として開かれています。文学部・生活環境学部・理学部の教員が、様々な分野、角度から奈良をリレー講義形式で語っています。主に一回生や留学生を対象としています。近年は奈良県内の単位互換協定に基づいて県内の大学生にも開放されています。これまでに、奈良県立医科大学、奈良大学、奈良県立大学の学生達が受講しました。

なら学概論B(一回生以上) :多様な歴史や文化・社会状況からなる奈良県について広く知識を増やすと同時に、受講者が奈良の魅力発見や情報整理を試みるワークも交えた授業。奈良の地域雑誌の編集長、奈良の食文化振興のNPOスタッフ、南和(奈良県南部地域)の役場の方などをゲスト講師に迎え、奈良について具体的・実際的に学びます。この授業も、文学部だけでなく、奈良女子大学生なら誰でも受講でき、近年は奈良県内の単位互換協定に基づいて県内の大学生にも開放されています。

なら学フィールドワーク実習(二回生以上) :概論で学んだ知識を実際に確認したり、奈良生活の経験をさらに広げ・深めるための実習授業。平成21年度は、天理から山辺の道、また橿原神宮から今井町周辺を対象とし、参加者それぞれが自分なりのテーマ・視点を見つけ学習と研究報告を行いました。

なら学演習(三回生以上) :奈良を中心とした地域の文化研究やメディア上のローカリティについて各自テーマを決めて報告すると同時に、奈良の企業や店舗を訪問しました。

<成果報告>(四回生及び大学院生)
奈良女子大生による奈良に関する研究発表会
:生活観光現代GPと共催で、毎年3月下旬に、奈良の市中において、奈良に関する卒業論文・修士論文、調査報告など、学生の成果の報告会をおこなっています。毎年たくさんの町の方が聞きに来てくださっています。

 

奈良女子大学文学部 なら学プロジェクト