昭和22年に創業したかつをぶし屋です。
鯖系統は熊本から、かつおは鹿児島の枕崎から、宗田は土佐から、厳選してこだわりを持って仕入れています。
現在では、口にするかつお節は、ほとんどが機械で削られていますが、西口かつを店のかつをぶしは、仕入れたかつおを機械でなく、ほぼ毎日人が削っているので、他の店にはない自然の味を持っています。
この自然の味を求めて、店の周辺に住んでいる人はもちろんのこと、学園前、木津、橿原、三重など遠方に住んでいる人が店の常連として西口かつお店にやってきます。
2003年の11月に、奈良市からまちかど博物館に指定されました。 まちかど博物館に指定されてからは、なじみでないお客さんが増えたそうです。
小学生や婦人会の人達も、社会見学で訪れます。
73歳の店主と68歳の店主の弟とふたりで、店をしています。
いつも、お客さんに喜んでもらえるように、ただ物を売るのではなくて、いいかつおをいかにとどけられるか、ということをモットーに、店をしているそうです。(藤)
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