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カリキュラム・ポリシー

比較文化学専攻

 歴史や言語に対する深い知識を基盤として、自国及び他国、他地域の多様な文化への幅広い学際的な視野を備えた、独創的な研究者を育成する。本専攻は3講座(文化史論、日本アジア文化情報学、欧米地域文化情報学)からなり、歴史都市「奈良」で研究する利点を生かして、日本、アジアと欧米の様々な文化を比較文化論の視点から分析し、専門知識を深めると同時に、多様な観点からの総合的な知の探求を実践し、国際的感覚に富んだ人材を養成する。

文化史論講座

 ここでいう文化史とは、歴史学の一つの分野としての狭義の文化史ではなく、より包括的な、広義の人間の営みとしての諸文化のことである。そうした諸文化の時間的変容を把握した上で、グローバルな観点から諸文化の構造を比較し、かつ、その方法の検討を行うことで、歴史や言語を軸に人文知の総合を目指す人材を養成する。

日本アジア文化情報学講座

 国語学国文学・中国語学中国文学・東洋美術史を基礎としつつ、それをとりまく文化状況の解明と情報システム化とに視野を広げ、今日的な課題設定のもとに東アジアの明日に繋がる文化研究に携わる人材の育成を目標とする。文献学的基礎に根ざしつつ、博物館や画像処理など学問の現場との接点を重視する。

欧米地域文化情報学講座

 本講座の基礎をなすのは英語学・言語学、英文学、米文学、仏文学、独文学といった領域の研究である。それにとどまらず、歴史、ジェンダー、記号・表象といった多様な観点に立ち、わが国の文化とも比較しつつ、欧米の言語文化についての学際的研究を行うことで、言語を軸とした人間学を総合的に修めた人材を養成する。


社会生活環境学専攻

  1. 人間行動科学講座、共生社会生活学講座、社会・地域学講座、生活環境計画学講座の4つの講座で構成されている。これら4講座では、少子高齢化や国際化・多様化、都市化・情報化などに見られる社会・文化の変容の実態を解明し、循環・共生型社会と男女共同参画社会を実現する新しい社会生活環境の構築の可能性を探究している。本専攻は、人文・社会科学と工学を融合した学際的な視点から、人々の社会生活と環境・空間を総合的に研究するとともに、それに必要な理論や方法を教授することを目指す。
  2. 社会生活環境学分野に関わる課題解決に貢献する女性が求められていることに鑑み、優れた研究能力および高度専門職業人としての指導力の育成を図る。
  3. 社会的な評価に耐える博士学位論文の執筆を支援するために、「博士論文指導」を中心とした科目群を編成し実施する。

人間行動科学講座

 老若男女の人間行動と種々の生活環境との相互作用の解明を通して、身体と心に関わる複雑で多様な人間行動を理解するために、生理、運動、情動、認知などの内部環境における諸相から、発達、教育、人間関係、社会、文化などの外部環境に及ぶ広領域の諸相を対象として、人間行動の統合的探究及び生活環境の構築に対する貢献を志向した教育・研究を行い、人間生活と社会そして空間を総合的かつ独創的に分析し、内外に発信できる能力を養う。

共生社会生活学講座

 生活次元の共生課題である、福祉・ジェンダー・家族・民族・防災・環境保護・消費・法を主な対象とし、高度な比較横断的な研究を展開し、実践と理論の融合を図り、今後の生活課題の解決と共生的社会の創生に貢献する人材の育成につとめる。豊かな専門性を深化させるとともに総合化の知識を習得する能力、独創的な分析・解決のための能力、内外に発信できる能力を涵養する。

社会・地域学講座

 社会学と地理学を中心に、社会・文化・歴史・地理環境などに関する学際的・総合的な研究・教育を推進する。社会と地域に関する幅広い知識と、諸課題に取り組むための高度な理論と方法論を習得するとともに、自らの独創的な研究へと応用できる能力を養う。

生活環境計画学講座

 21世紀型の生活環境を構築する中で、人間生活と空間、社会、経済、自然等の相互関係を探究し、新しい生活環境の計画と生活空間のデザインを実践的に展開し、安定した質の高い生活の実現を前提に、自然環境との共存、老若男女の共同参画社会の進展に対応した、インテリア、住居、コミュニティ、地域、歴史的環境、都市環境、自然環境に及ぶ、新しい生活環境の計画と創出、新しい生活空間の創造するための高度な理論と方法論を習得するとともに、自らの独創的な研究および応用的実践ができる能力を涵養する。


共生自然科学専攻

 人間生活は環境との調和を基調とした健康・安全・快適さを目標として、人間と様々な環境との共生的な相互作用の中で営まれるものであり、その中で人間は身体と生命活動の恒常性を維持している。本専攻では、身体生命活動と環境との調和した共生を図るための自然科学的な知見の蓄積を担う。
 次のような観点から人材育成につとめる。

  1. 微視的及び巨視的視点から人間環境に関わる諸問題を総合的に教育研究し、人間とそれを取り巻く環境との共生の道を探求する。
  2. 階層的な生命現象及び生命体と環境との相互的作用を、深く掘り下げて研究するだけでなく、それらの間の共生的調和を図るため融合かつ学際的に教育研究する。
  3. 実際的な研究活動を通じて、安全・快適・健康な人間生活の構築、環境に負荷を与えない物質変換システムと機能性材料の創成、生命現象の解明ならびに調和ある生物環境のあり方を構想できる人材を養成する。

機能性物質科学講座

 物質を分子レベルのミクロな構造・反応からマクロな機能に至るまで組織的・総合的に扱う。すなわち、物質の物理的・化学的性質とミクロな構造との関係、ミクロな世界での状態変化のダイナミクス、化学反応や合成による物質の変換などについて、理論・実験の両面から教育研究を行う。このような教育研究分野は、物質と人間環境との調和のとれた発展への基礎となるものであり、上記の人間環境問題を含む幅広く高度な知識を身につけた社会に貢献できる人材を養成する。

生物環境科学講座

 分子から生態系までのさまざまなレベルの生命現象を、科学的な思考に基づく実験および調査の手法を用いて解明できる能力を開発する。これらの高度な自然科学の実践活動とそれに必要な科学的議論や成果発表を通じて、問題を発掘し、適切な方法を選択して問題を解決する能力や、正確かつ柔軟なコミュニケーション能力を養成し、国公立研究機関や民間企業等で高度専門職として研究・開発を担うことのできる人材を育成する。

食物栄養科学講座

 食物の栄養性、機能性、安全性、疾病の予防・治療のための栄養学、さらに食行動など広い範囲にわたる現代の食に関する多様な問題を医学、農学、生物学、薬学、工学、生活科学、社会医学を基盤として学際的に研究・教育することを目的とする。食物栄養科学を、学際的に研究・教育することによって、「食」に関わるミクロな領域からマクロな領域までの専門性を高め、食物栄養分野の研究をリードする研究能力をもつ人材を育成する。

環境生活科学講座

 研究の方法論としては、主として自然科学的な手法を用い、人については生化学、生理学、バイオサイエンスなどの方法、また近接環境については化学、物理学、生物学、デザイン学などの方法を駆使し、両者の関係についてはこれらを総合し、人とその近接環境及びそれらの間の関係を教育研究し、人にとって健康・安全・快適で、しかも環境との調和のあるライフスタイルや生活環境の構築及び生活素材の開発に貢献するとともに、この分野で社会に貢献できる人材を養成する。


複合現象科学専攻

 本専攻は、様々な複合的現象を基礎科学的に理解し、発展させるために数学、物理学の視点に本来複合的な要素を合わせ持つ情報科学の視点を加えた複合的なアプローチで教育研究を行うため、数学、物理、情報科学分野が相互に協力しあう「現象構造解析講座」、「複合自然構造講座」、「複合情報科学講座」の3講座からなっている。本専攻は、自然科学的な基盤に立脚しつつ、自然現象あるいは人間と自然や社会が関わるさまざまな現象を情報や数理的な方法を用い、複合的な視点から教育研究を行う。特に、基礎科学的視点と応用科学的視点が深く関わる新しいタイプの現象に対して、法則・原理の発見、独創的理論の構築、さらには未知の現象の予測など、新たな技術革新の"芽"を生み出すような基盤的・発展的教育研究を行い、基礎科学的ブレークスルーに貢献できる人材を養成する。

現象構造解析講座

 ミクロな世界の自然現象は厳密な数理構造を持つことも多く、諸現象の中に潜む普遍的な法則と論理構造を研究し解明するための最先端の教育研究を、数学とミクロの世界の物理学が連携して行い、より普遍的な視点から認識を深めるアプローチで新たな技術革新の"芽"に対する基礎科学的ブレークスルーの創出に貢献できる人材を養成する。

複合自然構造講座

 基礎科学的視点と応用科学的視点が深く関わる新しいタイプの現象を示す物質の構造、あるいはその原理的メカニズムの解明などに関する教育研究を複合的な視点で行い、ナノスケールの物質の物性、複雑系のカオスや、ニューラルネットワーク、パターン形成等における現象や特殊な相転移、などに関する教育研究を、物理、数学分野を中心に連携して行うことで、新たな技術革新の"芽"に対する基礎科学的ブレークスルーの創出に貢献できる人材を養成する。

複合情報学講座

 様々な分野に関わる「情報」という概念を軸に、計算機科学から自然環境変動に到る学際的で多彩な研究を展開し、数理科学の基礎に立脚した最先端の応用研究を含めた教育研究を行う。情報技術(IT)、情報処理といった情報科学的教育研究、グローバル自然変動、生態環境などの境界領域的教育研究を情報、数学、物理の複合的な視点から行うことで、新たな技術革新の"芽"の発展的ブレークスルーの創出に貢献できる人材を養成する。




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