佐保塾講演会「ストレスとうまくつき合う」を開催しました。

講 師:森本惠子先生 奈良女子大学生活環境学部生活健康学教授
      医学博士 内科医(循環器)
日 時:3月6日(土曜日)
会 場:佐保会館 2階大ホール
共 催:奈良女子大学生涯学習センター
参加費:無料

      

「ストレスとうまくつき合う」
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 一般的に生体や個体に有害な刺激をストレッサーといい、それが起す様々な心理的 身体的反応と行動をストレス反応と呼ぶ。ストレッサーは大脳皮質が瞬時に認知し、 辺縁系で情動を生じ、自立神経制御役の視床下部で調節され、内分泌系を介してスト レス反応を起す。中枢神経、内分泌系、自律神経系、免疫系が連携し、生命維持に 一斉に動く。つまり、ストレス反応は生体防御反応である。
一度有した抵抗力は異なるストレスにも力を発揮する。適応できないと心身のストレ ス関連疾患を生じる。精神性ストレスに影響する要因に性格的傾向・ライフスタイル (生活習慣)・行動パターン・対処行動(情緒焦点型・問題焦点型―組合せが大事) ・認知的評価・ソーシャルサポート(社会的支援―自分を支える人間関係を日頃築い ておく事)がある。
エゴグラムは性格傾向を五自我状態に鑑み自己評価、交流分析の一つ。「先ず自分を 知り、感情・思考・行動に責任を持ち、自分を変える方法を重視。『過去と他人は変 えられない。自分と未来は変えられる』自己への気づきを増し、決断を大切にする」 「ストレスは人生のスパイス」で、健康維持に善悪の両面があるとすれば、現代社 会で日々増大するストレッサーにどう対処するか。ストレス耐性を強化し、ストレス に対し気づきを養う。気づきに基づきセルフコントロールする。3R(レスト・リラ ックス・レクレーション)を活用する。不可避のものと肯定的に捉え、自分に合う解 消法を取る。ストレス対処法の具体的ヒントに運動で汗を流す・人と接する・趣味を 持つ・効果的入浴と睡眠・日常生活の中で体を動かす・栄養素を取る・ものの見方、 気の持ち方を変えてみる等が挙げられる。
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当日の風景

当日のポスター