全ての原因は0である           

 

「異端の数ゼロ―数学・物理学が恐れる最も危険な概念」(チャールズ・サイフェ著・林大訳)

という本を読み、普段何気なく使っていたゼロという数を意識するようになりました。まず、私が0という数字について不思議に思った事から0により引き起こされた大きな問題まで考えていきたいと思います。

 

0乗はどうして1になるのか?」

頭を整理させるにはaのn乗は1にaをn回かけた積であると考えればよいと思います。
証明方法はこうなるそうです。

^(n+1)=a*a*a*…*a*a ( a は n+1 個。)
a^n=a*a*a*…*a ( a は n 個。)
a^3=a*a*a
a^2=a*a
a^1=a
a^0=1
a^-1=1/a
任意の n が 1 増える、すなわち n+1 乗になるとき、値は a 倍される。
逆に、減ると 1/a 倍される。
a^1=a だから、その前は a/a つまり 1 になる。

参考: http://lazygeeks.main.jp/archives/000024.html

 

「どんな人でも誕生日が同じになる?」

1 A君は2000年2月2日に生まれました。さて、2010年にA君は何歳になるでしょうか?

@     10

A     11

B     12

「満年齢」…普段、私たちが使用している年齢の計算方法です。昭和25年以降から「年齢のとなえ方に関する法律」により、この満年齢は使用され、現在は民法第143条により出生日を起算日とするこの方法によって私たちの年齢は決められています。週・月・または年の初めより期間を起算するときは、最後の週・月・年の起算日に相当する日の前日に満了ということになるため、学年の境目が41日と42日となっている。(41日生まれの人は331日、42日生まれの人は41日生まれとなる。)

計算方法…生まれてから1年後の誕生日までを0才とする。誕生日を基準に1年ごとに1才ずつ加算する。

生まれた日

0

11日)

 

誕生日

1才

11日)

 

誕生日

2才

(1月1日)

 

誕生日

3才

11日)

 

誕生日

4

11日)

 

この満年齢でA君の年齢を数えてみると@の10歳という答えが導き出せます。                        2010−2000=10                                                          計算式…(条件とする年−生まれた年)

しかし…年齢の数え方は満年齢だけではありません。                                                       

「数え年」・・・東アジアでは元々一般的に使用されていた方法であり、現在も中国・韓国で使用されています。日本でも七五三や年祝い・厄年などの伝統行事において使用されています。また競走馬の年齢は2001年まで数え年で計算されていたようです。

計算方法…生まれた時点を1歳とする。新年である11日を迎えるごとに1歳ずつ加算する。

生まれた日

1

11

2

(誕生日)

 

11

3

誕生日

 

1月1日

4

(誕生日)

 

11

5

この数え年でA君の年齢を数えてみるとAの11という答えが導き出せます。                    20102000111                                                              計算式…(現在の年−生まれた年+1)                                                  ※計算を行う時点でその年の誕生日を迎えていない人は、(現在の年−生まれた年+2)という式で計算しなければならない。

0歳という観念があるかないかでこのように年齢の違いが生じたのではないでしょうか?

参考:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E3%81%88%E5%B9%B4

http://ww4.tiki.ne.jp/~kameyama/kigann/kazoedosi.htm

 

「どうして2000年問題は起きたのか?」                                           

西暦2000年を迎える際に連日マスコミで報道されていた2000年問題も0という数字によって引き起こされました。そもそもこの問題の原因はコンピューターが情報を処理する際に、数字を下2ケタで処理するからだそうです。これにより西暦2000年は「00」と処理され、コンピューターが2000年と1900年を区別できなくなってしまい誤作動を起こす恐れがありました。

参考: http://www.kantei.go.jp/jp/pc2000/