光電子増倍管
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カミオカンデの光電子増倍管(Photo multi plier)
光を電子に変換する装置であるが、これだけの大型はきわめて珍しい。
小柴さんを中心として建設されたスーパーカミオカンデは、
この光電子増倍管を約12000個用いている。
ガラスの全面から入射した光が、中のCsIの結晶中で電子に変換される。ガラス管内は真空に真空に保たれており、外部からの衝撃は要注意である。2001年には、スーパーカミオカンデ内の増倍管が大量に破損する事故が起きた。(現在はほぼ復旧)
右側が制御用の2000Vの高電圧ケーブル。左側が電気信号を取り出すケーブル
増倍管の後方は、何枚かの金属板が重ねてある。となりあう板の電圧を段階的に変えて、電子の数を増やしていく。
 金属板が重ねてあり、それぞれの板に異なる電圧をかける構造となっている。金属板の前面(奥側)に電子が衝突すると、後方の金属板に大量の電子がはき出される。これを繰り返すことによって、はじめは少ない電子であっても最後には検出可能な電気パルスとなる。