選択物理 - 物理授業計画
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時期 内容 概要
4月〜6月 電磁気学
 ・静電気力
 ・電場ベクトルと電位
 ・電気力線とガウスの法則
 ・コンデンサー
 ・オームの法則
 ・直流回路
 ・半導体
 電磁気学の基礎を学びます。電荷どうしに働く静電気力からスタートして、この力を電場を用いて表現します。「場(field)」の概念を頭に描けるようになってください。後に電気回路の基礎を学びますが、その土台にも、電場の概念があります。「電圧」と「電流」の違いが説明できるようになります。
 また、現代のエレクトロニクス社会を支えている半導体の基礎について学びます。ダイオードとトランジスタの動作原理を押さえましょう。
7月 電磁気学
 ・磁場
 ・電流と磁場
 ・ローレンツ力
 磁石が離れた場所に磁力を及ぼすのは、磁石が周囲に磁場を形成するからだ、と考えます。電場と併せて理解しましょう。
 また、「右ねじの法則」や「フレミング左手の法則」に代表される、電場と磁場の密接な関係について学びます。ブラウン管テレビの動作原理もこの単元で学習します。
9月〜10月 電磁気学
 ・電磁誘導
 ・コイルと交流回路
 ・電磁波
 暮らしに不可欠な電気エネルギーのほとんどは、電磁誘導という現象を利用して生じさせています。この現象は、イギリスのファラデーによって発見されました。この現象を追っていくと、電場と磁場の密接なつながりが明らかになっていきます。
 また電磁誘導の学習から、交流の発生、交流回路の特徴的な性質について学習します。そして最後に、近年最先端の研究でよく用いられている放射光を例にとり、光(=電磁波)の正体を学びます。
11月〜12月 原子物理学
 ・放射線と核反応
 ・素粒子
 ・光電効果と光量子
 ・物質の波動性
 ・ボーアモデル
 19世紀までの物理学と20世紀以後の物理学は、大きく様子が異なります。前者を古典物理学、後者を現代物理学と称したりしますが、これらは決して相容れないものではなく、歴史的なつながりをもった学問体系です。19世紀の末から20世紀にかけて物理学が大きく変わっていく様子を歴史を追って学習します。原子レベルのミクロな世界を記述する量子力学や、光の速度を基準とした相対性理論は、ここで紹介します。
 また、20世紀の物理学は、国家レベルの戦略に利用されました。その1つが原子爆弾の誕生です。この歴史過程を追っていくことで、これからの科学者と社会の関係のありかたについてみなさんと一緒に考えます。
 公開授業などによって、学習項目が前後することがありますので、あくまで目安としてとらえてください。
6年生(高校2年)