現代社会「特別授業」  岡本全勝 氏 講演会

日時  10月17日 13:30〜15:30 講演・質疑
場所  本校 新館2F 多目的ホール
内容
  岡本全勝氏(昭和48年卒:総務省自治財政局交付税課長、東大客員教授としても活躍中)が、4年生現代社会で講演。

「霞ヶ関からみた地方自治」
様子
  生徒から質問続出

本校卒業生(73年卒)岡本全勝氏が手弁当で来校。「霞ヶ関からみた地方自治」と題して、多目的ホールで「現代社会」特別授業が行われました。なお、4年生120人以外にも保護者・同窓生約30名が傍聴しました。

岡本氏は、自らの高校時代の話として、バスが1時間に1本しかなく通学に苦労した話、サッカー部ゴールキーパーとしての失敗談や制服廃止を求めて当時の門脇禎二校長(元京都府立大学、橘女子大学学長)と交渉した話などを紹介した後、本題に入りました。

内容は、新刊『新地方自治入門』(時事通信社)から抜き出したような高度なもの。戦後の地方自治と財政の歩み、高度経済成長とその終焉、地方自治制度の転換点、中国の追い上げを受ける中での今後の財政や年金制度の課題等を、氏は、ホワイトボードを持ち出し、具体例をあげつつわかりやすく解説しました。

質疑では、生徒から
「どうして税金を増やさず、国債を発行するのか」「地方交付税とはなにか、なぜ、いったん国に入れて地方に戻すのか」「阪神優勝の経済効果はあるのか?」「壁に当たっている日本経済の将来は?」「先生の給料は?」
岡本氏は、手際よく図解や例え話を持ち出して解説を加え、会場は大いに盛り上がりました。最後の質問に対する氏の率直な回答には、保護者席から同情の声がもれていました。

岡本氏が、校長室に引き上げてからも、質問の生徒が訪れるなど講演は成功裏に終わりました。なお、『新地方自治入門』3冊を寄贈していただくことになりました。