祝 奈良女子大学附属中等教育学校創立100周年


創立100周年を迎えて  ご挨拶

奈良女子大学附属中等教育学校は、創立100周年の記念すべき年を迎えました。真に光栄であり、この上ない喜びでございます。
 開校以来100年、本校は常に教育のあるべき姿、理想の教育・学校を求めて教育研究を果敢に実践して参りました。開校当初からの「自学自習」の尊重は、現在の「自由・自主・自立」の校風として脈々と受け継がれており、明治・大正・昭和・平成にわたり、多くの優れた人材を輩出してまいりました。
 創立100周年という節目を迎えて、これまで本校を築きあげ、支えてこられた方々のご尽力に深く感謝いたしますとともに、本校の歴史と伝統を受け継ぎ、さらなる発展のために、全力を尽くしてまいりたいと決意を新たにいたしております。
 今後とも本校の発展のために、なお一層のご指導、ご支援を賜りますようにお願い申し上げます。

奈良女子大学附属中等教育学校 学校長 塚本幾代



募金の御礼

 おかげさまで、100周年の募金目標を達成いたしました。
 卒業生、保護者の皆さまの協力のおかげで、募金総額は3360万円(平成22年11月21日現在)に達し、目標の3000万円を超過達成しました。
 母校への愛情の賜物と、関係者一同感謝いたすとともに、御礼申し上げます。

100周年記念イベント(平成22年) 100周年記念事業
100周年記念式典
記念音楽会
記念演劇公演 100周年記念碑
100周年記念板

学校整備事業
100周年記念DVD
100周年記念誌
記念祝賀会 



100周年記念式典

記念式典は奈良県文化会館国際ホールで、吉田小江子さんの司会で、主催者側の塚本幾代校長の開式の辞に始まって、同窓会長(記念事業実行委員長)森本公誠東大寺長老の挨拶、野口誠之奈良女子大学学長の式辞と続きました。学長式辞では、100年の歴史の中で、女高師時代から大学が附属の存立と教育を一貫して支えてきたこと、今後ともその姿勢を堅持していくことが強調されました。
 次いで、来賓祝辞に移り、文部科学省総括審議官前川喜平氏が、木義明文部科学大臣の祝辞を代読しました。荒井正吾奈良県知事と松本紘京大総長(卒業生代表)からは、卒業生ということもあって、ユーモアを交えた貴重な後輩へのメッセージを頂きました。さらに、竹内行夫最高裁裁判官の祝電が披露されました。 
 橋本勇一郎記念事業事務局長からの100周年記念事業報告につづいて、小川クニ子(女学校時代)、松森重博(紀寺旧校舎時代)、西堀弥恵(現校舎時代)の三氏からメッセージが送られ、生徒を代表して、石田里奈後期課程生徒会長、日比健人学園祭運営委員長が抱負を語りました。
 最後に女高師校歌、学友の歌1・3を斉唱して記念式典を終えました。
 心配された時間延長もなく、内容に加え、生徒の態度がよかったと、大先輩方からお誉めの言葉を頂きました。

第二部は、木本同窓会副会長の開会の辞に続いて、坂口紀代美氏から記念モニュメント「に至る」の紹介があり、「過去から未来へのメッセージ」(清水孝之氏制作)を込めた、記念DVDの上映がありました。

ご挨拶いただいた
来賓の方々
生徒代表の挨拶 全員で『学友の歌』を斉唱 修復された濱田葆光『鹿』

ロビーでは、附属100年の歴史を物語る写真、制服、『結晶』などを展示


100周年記念音楽会

 音楽会の最初は、昭和39年卒業から平成15年卒業までの先輩方の、有志による合奏が披露されました。
原典の編成にこだわらず、管楽器・マリンバ・打楽器・ピアノも加えた自由なアレンジで、晴れやかな舞台となりました。

 次に、現役器楽部の演奏がありました。
1曲目は、弦楽器に7名のOBOGを加え、総勢61名により「大学祝典序曲」を演奏しました。この作品は、附属学校のクラブが百周年を記念し寿ぐにふさわしい楽曲として選曲し、たいへん華やかな発表をすることができました。
2曲目は、37名の編成で、本校6年生石坂さんの作曲・ピアノソロによるコンチェルト「碧の風景」を披露しました。雄大で暖かく繊細な楽想、ソリストの心のこもった演奏が、この百周年の舞台に大きな華を添えました。

 本校の卒業生には、プロの演奏家として活躍されている方々も少なくありません。
 記念式典第2部の最後は、100周年を記念して3名の演奏家の方をお呼びし、親しみやすい楽曲を中心にすばらしい演奏を聴かせていただきました。


  • I部:器楽部OB 演奏
    • モーツァルト"Eine kleine nachtmusik"第1楽章
    • シュトラウス"Radezky marsch"

      奈良女子大学附属中等教育学校器楽部による演奏
    • ブラームス「大学祝典序曲」
    • 石坂 真帆「碧の風景」(ピアノ協奏曲)
  • II部:100周年記念音楽会〜おなじみの曲を中心に〜
    出演:ヴァイオリン五十嵐由紀子氏(S47年卒)  ピアノ宮本弘子氏(S45年卒)  ソプラノ山口佳恵子氏(S32年卒)
    T ソプラノ 献呈  R.シュトラウス
    ヴァイオリン 愛のあいさつ エルガー
    ピアノ 小犬のワルツ ショパン
    U ヴァイオリン ツィゴイネルワイゼン サラサーテ
    ピアノ エチュード スクリャービン
    詩曲 スクリャービン
    飛翔 シューマン
    ソプラノ 我が歌に翼ありせば ユゴー詩    アーン
    小さな空 武満 徹 詩    武満 徹
    ステケッキィ詩  トスティ
    V ソプラノ、ヴァイオリン、ピアノ 樹木の蔭で  (ラルゴ)  ヘンデル



100周年記念祝賀会

祝賀会は奈良ホテルで、池尾元三朗氏の司会で行われました。勝山元照副校長の開会の辞、佐久間春夫副学長(元校長)挨拶につづいて、前川喜平文科省総括審議官祝辞、森本哲夫同窓会副会長の乾杯の音頭で始まりました。
 200名近い同窓生が集い、母校の来し方を振り返り未来に思いを馳せて、晩秋の夕刻に歓談しました。
 最後に、荒井正吾知事の挨拶、中島道男附属学校部長・吉田肇同窓会副会長の謝辞で終了しました。



100周年記念演劇公演

 穏やかな秋晴れの佳き日、やまと郡山城ホールにて、劇団「カムカムミニキーナ」による「水際パン屋」の演劇公演が100周年記念イベントとして行われました。
 主宰、主演の松村武氏、八嶋智人氏は本校平成元年の卒業です。両氏を中心とした劇団の熱演は、本校学園祭における両氏在校中の名演を彷彿とさせ、観劇に集まった、生徒、保護者、教職員、同窓生が一体となった、楽しいひと時となりました。


 公演終了後、5年生の飯島麻穂さん・大曾根直君司会でミニセレモニーが行われました。野口哲子奈良女子大学副学長の挨拶に続いて、松村・八嶋両氏のミニトークがあり、最後に卒業生でもある上田清大和郡山市長からメッセージをいただきました。

プログラムはこちら




100周年記念事業



100周年記念碑

 平成22年11月22日、10時、小雨の中、100周年モニュメントの除幕式と、制作者の坂口紀代美さん(昭和43年卒)によるOpen Air Gallery Talkがおこなわれ、クラブ活動中に駆けつけた生徒を中心に約50名が参加しました。その後、場所をホールに移してIndoor Gallery Talkとして、制作過程や他の作品の説明を受けました。
 坂口さんの作品にかける熱い思いに、参加者一同はエネルギーをもらいました。


100周年記念板

 創立100 周年記念事業の一環として、「学校案内板」、百周年事業、学校に関連する遺跡、構内の樹木、等の「説明板」を設置しました。
 来校者はもとより教育実習生等にも好評です。
 「説明板」には学校の歴史を学んでもらいたいという願いを込めています。

屋外案内板 東紀寺遺跡の説明板 米軍キャンプ跡地の説明板 旧講堂の時代について 林 良樹先生を偲ぶ碑
百周年記念事業について
校章花壇 樹木マップ 樹木についてのプレート 紀寺旧校舎記念グランド案内板
附属実科高等学校・附属高等女学校第二部跡地 附属高等女学校、附属中・高等学校跡地

100周年記念DVD

 清水孝之(H4卒)氏制作。式典で上映されました。学校の歴史の上に、現在を生きる生徒の多感な表情を繊細に表現しています。
 また、生徒を抱擁するように奈良の自然と学校の風景が美しく描かれています。
 近日中に在校生と卒業生(寄付協力者)に配布される予定です。


100周年記念誌「百年誌」

   

 100周年記念式典の挙行にあわせて、本校百年の概略史(全42ページ)を発刊しました。
 創立時から今年に至るまでの「本校のあゆみ」を、それぞれの時代の写真とともにつづった小冊子です。
 これは今後刊行予定の本校「百年史」発刊に向けての小さなスケッチでもあります。




学校整備事業

  • グランド芝生化(プレ事業)
      
    2008年10月20日芝生グランドが完成しました
  • 舞台設備更新
  • 体育館整備
      大体育館改修工事が完成しました
  • 多目的ホール設備更新
  • 普通教室整備
  • 植樹
  • 100周年記念広場の整備
  • 校章花壇の整備