2004年度 第4回全国中高一貫教育研究大会

(本校公開研究会)のご案内

奈良女子大学附属中等教育学校
(2005/01/28更新)


 平成11年4月から制度化された中高一貫教育は、これまでの中学校・高等学校に加えて、生徒や保護者が6年間の一貫教育も選択できるようにすることにより、中等教育のいっそうの多様化を推進し、生徒一人ひとりの個性をより重視した教育の実現を目指すものであります。

 中高一貫教育については、高校入試の影響を受けず安定した学校生活が送れること、6年間の計画的・継続的な教育指導が展開できること、生徒を継続的に把握することにより生徒の個性を伸長し優れた才能を発見できることをはじめ、中学校1年生段階から高校3年生段階までの異年齢集団による活動を行うことにより社会性や豊かな人間性の育成が図れること、教育課程の基準の特例を活用することにより特色ある教育課程の編成実施が可能であること、中学校の教員と高校の教員の交流が促進されることにより学校の活性化が期待できることなど多くの利点が期待されています。

 制度化から5年を経て、各自治体で設置された中高一貫教育校は150校を超え、設置が計画されている中高一貫教育校も数多くあると聞いております。今後、中高一貫教育を円滑かつ有意義に進めていくために、既設の中高一貫教育校どうしが連携を密にし研究を進めると同時に、設置が予定されている地域・学校への情報提供や意見交換が重要と思われます。その機会として、第4回全国中高一貫教育研究大会を新潟県立村上中等教育学校で11月に開催する予定でしたが、新潟県中越地震により急遽、中止となりました。そこで、来年度開催予定であった奈良女子大学附属中等教育学校において、2月に開催することになりましたところ、おかげさまで、文部科学省、奈良県教育委員会、ならびに奈良市教育委員会のご後援もいただくことができました。

 つきましては、ご多用中とは存じますが、貴校の先生方の多数のご参加をいただき、公開授業を参観するとともに、研究協議・分科会・公開シンポジウムにご参加いただきますようご案内いたします。

 平成16年12月

全国中高一貫教育研究会 会長
名古屋大学教育学部附属中学校・高等学校長
    吉田 俊和


1.主題 「中高一貫教育の充実を目指して」

2.日時 2005年2月25日(金) 26日(土)

3.場所 奈良女子大学附属中等教育学校
     〒630-8305 奈良市東紀寺町1-60-1
       Tel. 0742-26-2571  Fax. 0742-20-3660

4.内容

■2/25(金)の予定

11:00〜12:00 中高一貫教育研究会幹事校会議
12:30〜13:00 受付
13:00〜13:30 全体会
教科
国語科
社会科
数学科
理科
英語科
創作科 (*1)
情報科
総合学習
13:30〜14:20 【公開授業】
1年
「国語基礎」
「方言の口まねをしよう」
二田 貴広
【公開授業】
3年
「現代史I」
「帝国主義の時代と日本」
武田 章
【公開授業】
3年
「解析I」
河合 士郎
「2次関数の利用 −2次関数で自然現象を解析する−」
【公開授業】
2年
「基礎理科I」
「遺伝子DNAの抽出実験」
矢野 幸洋
【公開授業】
3年
「英語」
「コミュニカティヴなリーディングを目指して」
平田 健治
【公開授業】
4年 (*2)
「生活デザイン」
「寄木細工の手法を活かしたインテリアデザイン」
長谷 圭城
吉川 裕之
【公開授業】
5年
「情報B」
「モデル化とシミュレーション」
大西 俊弘
【公開授業】
生徒のプレゼンテーション
3年 「環境学」
4年 「世界学」
14:30〜15:30 【実践デモンストレーション】
3年「表現(音声表現)」で実践している「SUGI Speech analyzer」等のコンピューターソフトを用いた授業方法の紹介
荒木 由弥
【研究協議】
公開授業および「現代史」について協議

【講演】
川北 稔(大阪大学名誉教授)
「現代史をどうとらえるか」

【研究協議】
公開授業、および関数を3年でまとめて学習することについて協議
[指導助言]
重松 敬一(奈良教育大学教授)
今井 敏博(同志社女子大学教授)
【ワークショップ】
スピーカーの製作とレーザーを使った音波の波形の投影
(14:30〜15:00)
【研究協議1】
公開授業・本校のカリキュラムについて協議
[指導助言]
鈴木 寿一(京都教育大学教授)
【研究発表】
「3・4年生活デザイン」
スライド等を使った発表
(14:30〜15:00)
   
15:35〜16:45 【研究協議】
公開授業、デモンストレーションに関する音声表現指導について協議
[指導助言]
岩城 裕之(国立富山商船高等専門学校教養学科講師)
杉藤 美代子(音声言語研究所所長)
【ワークショップ】
本校設定科目「総合数学」の授業を受けよう
【研究協議】
中等教育学校の理科カリキュラムについて
(15:10〜16:30)
[指導助言]
森本 弘一(奈良教育大学教授)
【研究協議2】
リーディングの力をどのようにつけるか
[指導助言]
鈴木 寿一(京都教育大学教授)
【研究協議】
3・4年における創作科カリキュラムについて
・合科構想
・選択制
(15:15〜16:45)
   
17:00〜18:00 中高一貫教育研究会総会
18:00〜20:00 懇親会 (会費2500円)

(*1) 「創作科」とは、芸術科(美術・工芸・音楽)、技術・家庭科で構成している、本校独自の教科です。
(*2) 本校では、前期課程(中学校に相当)を1年〜3年、後期課程(高等学校に相当)を4年〜6年と称しています。

■2/26(土)の予定

9:00〜9:30 受付
9:30〜11:15
分科会
発表校
A:中高一貫の教育課程 静岡県立浜松西高校中等部
      浜松西高校
「浜松西高校中等部の理念と特色」
発表者 永田 友美 (教諭)
東京大学教育学部附属中等教育学校
「『未来にひらく自己の確立』をめざすカリキュラム」
発表者 平野 和由 (教諭)
B:中高一貫の探究活動 群馬県立中央中等教育学校
「『総合』における探求活動」
発表者 堀澤 勝 (副校長)
名古屋大学教育学部附属中学校・高校
「探求活動を中心とした中高一貫カリキュラムの展開」
発表者 山田 孝 (教諭)
C:学校マネジメント 広島県立広島中学校
      広島高校
「広島中・高等学校の学校マネジメントの推進について」
発表者 倉田 雄司 (教諭)
奈良女子大学附属中等教育学校
「自己点検評価の試み」
発表者 勝山 元照 (副校長)
D:中高一貫教育校の創設と課題 滋賀県立守山中学校
      守山高校
「併設型中高一貫教育校の創設と課題」
発表者 河原 恵 (校長)
千代田区立九段中等教育学校
「中高一貫教育校の創設と課題」
発表者 石代 俊則 (千代田区教育委員会指導主事)
E:連携型中高一貫校の実践と課題 飯南町立飯南中学校
飯高町立飯高西中学校
      飯高東中学校
三重県立飯南高校(発表校)
「飯南地域における連携型中高一貫教育」
発表者 川合 利幸 (教諭)

小国町立小国中学校
      白沼中学校
      叶水中学校
      玉川中学校
      小玉川中学校
      北部中学校
山形県立小国高校(発表校)
「小国町における小中高一貫教育の取り組みと課題」
発表者 井上 恭一 (教諭)
11:30〜12:45 文部科学省の講演
「中高一貫教育の現状と課題」(予定)
講師:水野 晴央 氏
   
(文部科学省初等中等教育局 初等中等教育企画課教育制度改革室 室長補佐) 
12:45〜13:45 昼食
13:45〜16:00 公開シンポジウム
テーマ:「生徒のことばから見えてくること  −転換期における中等教育をめぐる対話−」
コーディネーター:西村 拓生(奈良女子大学)
問題提起者:鮫島 京一:「つながりの発見 −個性的ではあるがバラバラな生徒をどうつなぐのか」
        吉田 隆:「学園祭総括などのことばから見る生徒の変容」
        羽田 好江:「語ることと語らないこと −保健室はいま−」
コメンテーター:春日井 敏之(立命館大学)

5.主催  全国中高一貫教育研究会・奈良女子大学附属中等教育学校

6.後援  文部科学省・奈良県教育委員会・奈良市教育委員会

7.参加費 1000円


Webからのお申し込みは、こちらからお願いします。 FAXでのお申し込みは、こちらをプリントアウトして下さい。
 申し込み締め切りは、2月14日(月)です。

宿泊の手配は、各自でお願いします。

■昼食(500円の定食)は、本校の生協食堂でおとり下さい。

■問い合わせ 奈良女子大学附属中等教育学校 

吉田信也(教頭) 武田章(研究部)
mail:04kenkyukai@roseleaf.nara-wu.ac.jp