奈良女子大学 保健管理センター 教育研究部門

大学禁煙化プロジェクトFAQ

このページでは、大学禁煙化ぷロジェクトについての質問と回答を載せています。
いただきましたご質問には個別にお答えするとともに、重要な質問への回答をこのページに掲載します。
2004年7月21日

大学禁煙化プロジェクトの目的


禁煙PJを立ち上げた理由は、喫煙が就職に不利なことと、学生の健康問題、の2点でしょうか?

もちろんこの2点は付随してきますが、これは比較的小さい目的です。またこの目的のためだけでしたら、プロジェクトは「大学生の禁煙サポート」のみですみますが、実際にプロジェクトは敷地内禁煙化や非喫煙学生の教育、教職員の禁煙化も含めた多岐にわたるサポートを提供します。
これは、本来の目的が日本全体の禁煙化にあるためです。
21世紀にリーダー的役割を社会で果たす大学生たちが、非喫煙環境で育つことで喫煙禁煙に対して正しい理解をもち、社会の禁煙化を促して日本全体の禁煙化を促します。
また大学の禁煙化は、小中高等学校の禁煙化や医療機関の禁煙化と同様に社会的教育効果も有します。全国各地で教育機関の禁煙化がなされる中、大学だけが喫煙を許される場ではありえません。
さらに、将来子育て世代となる大学生を禁煙化することによって現在問題となっている未成年喫煙を減らす目的もあります。子どもたちの喫煙はその親世代の喫煙の反映でもありますが、現在の親世代の多くは大学時代に喫煙をはじめ、そのまま喫煙しています。(とくに女性)大学卒業後に、若い世代に介入するすべはほとんどないことからも、大学は喫煙者をつくらない防波堤としての役割を果たすべきであります。
こうしたことから、大学禁煙化プロジェクトは、大学生自身の健康を守ることはもちろんですが、未成年を喫煙有害性から守る社会をつくることが大きな目的であり、近未来において未成年の親世代となる大学生を禁煙化するプロジェクト、ともいえます。

大学禁煙化プロジェクトの参加方法


大学禁煙化プロジェクトはすべての項目を利用せねばならないのでしょうか?

いいえ、大学によって必要項目を選択いただき、参加(利用)いただくものです。どの項目を利用するかは大学で相談ください。もちろんすべての項目を利用していただいても結構です。ご利用の場合は事務局(奈良女子大学禁煙化プロジェクト研究室)までご連絡ください。

大学禁煙化プロジェクトのうち、学生が大学を介さずに参加できるものはありますか?

携帯メールでの禁煙支援プログラムである「禁煙カレッジマラソン」は、大学生のみなさんが各自登録することによって利用できるものです(ニコチンパッチの無料提供を伴う場合を除く)のでどんどんアナウンスください。また11月に実施予定の「大学禁煙化キャンペーン」「大学禁煙化標語募集」も、学生のみなさんが個人の資格で応募できます。
これ以外のプロジェクトは残念ながら大学として、あるいは大学における健康管理部門の関係者のみなさまからの申し込みとなっています。

学生向け無料ニコチンパッチ配布の利用


大学生に無料でニコチンパッチを配布していただけると聞きましたが、学生が個人で申し込むのでしょうか?

学生むけニコチンパッチの無料配布は、大学における学生の健康管理担当部門からお申し込みをいただいています(保健管理センター・学生生活課等)。無料配布には「しっかりサポートコース」「レギュラーコース」と2通りあり、配布する枚数が異なります。なおいずれのコースも、参加いただける大学数に限度や条件があります。事前に事務局(奈良女子大学禁煙化プロジェクト研究室)までご連絡ください。


禁煙したい学生を募ってみたら1人・・・そんな少人数でも利用できますか?

健康診断等で大勢の禁煙希望者がいると思って募集したら実際に希望してきたのはごく少人数だった・・・というのはよくあることです。1人からでも利用していただくことができます。事務局にご連絡ください。


大学生の喫煙率のデータがないのですが、ニコチンパッチ無料提供は利用できますか?

このプロジェクトは研究の形をとっていますので、パッチ処方を受けた学生の禁煙の成功不成功と、大学全体の学生喫煙率の双方を評価することになります。したがいまして本来はニコチンパッチ提供前の学生喫煙率データがあることが望ましいのです。そのようなわけで、しっかりサポートコース〔提供枚数無制限)では学生の喫煙率のデータをいただくことが条件となりますが、レギュラーコースの場合には学生喫煙率は必ずしも調べられていなくてもOKとしています。

ニコチンパッチを渡しただけで禁煙できるという学生は少ないように思います。やはりフォローが大事かと。ただ多くの業務を抱えて、学生の禁煙のフォローまで手がまわるかどうか心配です。

ニコチンパッチ等の薬物は禁煙の成功率を2〜3倍にするというデータがありますが、その成果を出すには渡したあとの支援が重要です。従いまして、ニコチンパッチ提供後には1ヶ月にわたりその学生とコンタクトをお願いしています。
しかしながら、禁煙開始直後から沸き起こる疑問や不安に即応することは不可能ですし、禁煙開始後1ヶ月を超えた後も支援が必要です。そのために学生のみなさんには、携帯メールサポート(「禁煙カレッジマラソン」大学生専用無料携帯メールプログラム)に参加手続きをとっていただきます。これにより、禁煙に関する情報を得ていただくと同時に、禁煙開始直後から沸き起こる疑問や不安に、禁煙した先輩が応答してアドバイスを提供します。
このように、長期フォローも含め、緻密なサポートを学生に提供することができる仕組みになっています。


無料提供を受ける学生の属性に制限はありますか?たとえば女子学生はダメとか、ヘビースモーカーや12歳からの喫煙者はダメとか。

女子も男子もOKです。またヘビースモーカーや喫煙年数の長い喫煙者にはぜひお勧めいただきたく思います。
下記の項目に制限があります。
1 年齢による制限   ニコチンパッチの無料提供は30歳未満の学生に限定させていただいています。これは30歳を超えてくると、社会的立場や環境が20台と異なるためです。30歳を超えた学生さんのニコチンパッチは個人負担で入手いただくことになります。
2 大学の種別による制限  非常に多くの大学からのお申し込みをいただいていますので、まことに申し訳ありませんが、短期大学および医系単科大学は原則として除外させていただいていますが、状況によって提供しうる場合もありますので、事務局に相談ください。
3 妊娠授乳中等、ニコチン代替療法剤の使用禁忌の状況下  当然ながら提供できません。使用禁忌にあたらないことを各大学担当者は学生に確認の上、ニコチンパッチをお渡しいただきます。

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