博士後期課程「院生企画セミナー」




題目:「NAGARA Eventをもたらした原子核乾板(エマルション)実験の今昔」

講師:仲澤 和馬 氏 (岐阜大学 教授)

日時:2月5日(月)15:30〜 場所:B1206 教室




上記のような題目で、岐阜大学教授である仲澤和馬氏に セミナーを行っていただきました。
内容は、ストレンジネス核物理の一つであるダブルラムダハイパー核構造の研究を行うために 有効な原子核乾板を用いた実験について、実験技術、探索技術さらに今後の発展についてお話していただきました。 どのような分野において原子核乾板の技術が発展したのかということだけでなく、 仲澤先生のこれまでの経験を踏まえたセミナーをしてくださり、 研究に対する姿勢などについても非常に勉強になりました。 セミナー後には、光学顕微鏡を用いて 原子核乾板の飛跡を見せていただくなど、実際に目で見ることができてよい体験ができました。 今回のセミナーは、物理科学科の原子核理論研究室の教官、そして 学生等、およそ10名程度が参加しました。 多くの質疑が行われるなど、非常にわかりやすく興味深い内容のセミナーでした。




仲澤先生の発表してくださったPDFファイルはこちらです。