<公開講座の様子/平成25年6月21日(金)>

『上  映』 スラムドッグ$ミリオネア
『講  演』 India,Tradition and Change
        インド、その伝統と変貌
『講  師』 ヴィカース・スワループ 氏 (在大阪・神戸インド共和国総領事)


『講義風景写真』



本国インドの紹介もさることながら、各地で精力的に講演をなさったのは「日 本のよさ、日本人の良さ」を外国人という視点から私たちに伝えたかったからなのではと、講演を聴き終えてそんな感想を持ちました。本国では自宅に8か所の施錠、2か所のセキュリティをつけているが、日本では玄関の鍵一つということへの驚き、そして来日早々に、友人がタクシーで来る途中にドライバーがインドネシア領事館と聞き間違えて余分に料金がかかったものをドライバーが「これを返却しなければ私は今後の仕事を誇りをもってすることができない」と返還されたことなど、奈良公園の鹿もおじぎをすることへの驚きも含めて話されました。なお、受講生アンケートはすべて、インド舞踊家柳田紀美子さん(本学文学部卒業生)が英訳され領事に手渡していただきました。


『受講者アンケートより』


・ユーモアに満ちた語りでインドで起こっていることや日本の印象をお話しいただき、大変興味深く拝聴致しました。
・映画の原作者の方からお話しを聴けてとてもいい時間になりました。これからもお元気で!!パワーのあるインドが好きです。
・氏の日本への愛と祖国インドへの熱意を感じました。インドのこれからの可能性を強く印象づけられました。背景の資料も充実していて、インドのことを知ることができました。ありがとうございます。これからもご活躍下さい。小説も楽しみにしております。

 
 作成・管理:奈良女子大学社会連携センター