<公開講座の様子/平成25年11月30日(土)>

『講座名』 歩いて学ぶ文化講座シリーズ 明日香歴史散策
『案  内』 今尾 文昭 氏  (奈良県立橿原考古学研究所)
        小路田 泰直 (奈良女子大学 教授)


『散策風景写真』



明日香村は、有名な観光地が村内に多数点在していますので、さて、どのようなコースをたどって何をご説明されるのだろうと、「歴史ミステリーツアー」のように、わくわくとしながら橿原神宮前駅に集合しました。散策マップなどからは、まずは東へ甘樫丘そして、入鹿の首塚、飛鳥寺と紹介しているものが多いのですが、駅からすぐに南下し、「軽寺跡」からご説明いただきました。
橿原考古学研究所の今尾先生は前日まで海外におられた疲れもみせられず、やわらかくはっきと聞きやすい口調で説明を続けていかれます。野原と間違うような広々とした丸山古墳の上に立って明日香の町並みを見渡しながら、被葬者がはっきりしない中での先生のお考えなどに聴き入りました。欽明天皇稜として宮内庁が管理されている檜隈坂合陵(平田梅山古墳)では、墳丘を取り巻く周壕の北・東・南の三方に丘陵が迫っていて、先生の「金屏風を背にするようなイメージがあるでしょう」の一言が実感として納得することができました。数日前までの寒気が去り、「皆さんの中に強運の持ち主がおられるか、はたまた、雨雲も恐れるような方がおられるか・・」と今尾先生が最初に話されたように風もない穏やかな気持ちのよい半日でした。


『受講者アンケートより』


・専門家のお話を聞きながらの散策は、素人にはない視点が満載でたいへん楽しめました。せいたくな時間をありがとうございました。次回明日香へ行くときは、今尾先生のお話を思い出しながら、自分でもしっかり下調べをして、楽しみを深めたいと思います。
・今までは点で行っただけであったが、一連のつながりの中で説明して下さり、よくわかりました。点〜線へなった感じです。
・現地で歴史を学ぶことの大切さを、改めて痛感致しました。講師の今尾先生のお話が大変わかりやすく、楽しく聴かせていただきました。詳しい知見が多くあり、本当に勉強になりました。

 
 作成・管理:奈良女子大学社会連携センター