<公開講座の様子/平成26年 3月28日>

『講座名』 太陽信仰と大和〜唐古・鍵から纏向(まきむく)へ〜
『講  師』  北條芳隆氏(東海大学教授)
『コメンテータ』  小路田 泰直 (奈良女子大学 教授)


『公開講座風景写真』


平成25年度後半の研究活動を奈良女子大学を拠点として行なわれました北条先生からの「奈良への感謝」という気持ちも込められた講演でした。山々での日の出、日没を冬至の日を中心に実際に計測されたデータや、GPS(全地球測位システム)から古墳群を空間設計という観点で論じられた内容は、現地で研究することの大切さをも説いておられたように感じました。平日の遅い時間からの講座であったにもかかわらず、70名の会場は満員で、北条先生の説、そして未だ解明されない古代史への関心の高さへのあらわれかと思います。


『受講者アンケートより』


・「三諸」の解釈、初めて聞いた「八ッ岩」等色々聞けて楽しかったです。
・山頂と春分・冬至等を結び付けて、それを都市化していったという経緯がおもしろかった。
・今日のお話は、今までの歴史観をひっくり返すような内容で新鮮でした。
・プレゼンの内容を資料に入れてもらいまして有難うございました。

 
 作成・管理:奈良女子大学社会連携センター