<公開講座の様子/平成26年 8月30日>

『講座名』 正倉院宝物から見えてくる聖武天皇像
『講  師』 内藤栄 氏(奈良国立博物館)


『公開講座風景写真』


 愛知県、三重県、神奈川県など遠方からいつもお越しいただく方が多い正倉院展に関連した公開講座です。高校生の参加もあり、学ぶ楽しさを実感されたようでした。講座では注釈を入れられた「国家珍宝帳」のコピーが配布され、宝物画と並べながら解説が行われました。実に多くの楽器、刀子が収められていることに改めて気づかされるともに、「雑集」などの資料も重ねていただき、史実に迫るわくわく感に受講生の方の集中力も途切れることなく、あっという間の90分講座でした。
平成25年度の内藤栄氏 公開講座「光明皇后の想いを感じる正倉院展」の様子↓
http://www.nara-wu.ac.jp/liaison/lecture/20130907/20130907.html



『受講者アンケートより』


・いつも奥深いお話で楽しませて頂いております。先生のお話を聞いてから見る正倉院展は、以前、何も判らずに表面だけ見ていた頃と違って、とても身近でなおかつ裏の面まで見えて、印象深く楽しませて頂いております。
・疑問をとくにあたっての資料の用い方が分かりやすかった。
・日本史が好きで、日本史が学べる大学に行きたいと、担任の先生に伝えたところ奈良女子大学をすすめられました。今回、この講座を受けることができてよかったです。
・私はまだ高校1年生で聖武天皇のことは中学生のときに習った知識しかなく、詳しくしりませんでした。でも、昔の資料などを通して聖武天皇の内面など知っていくのは、とても楽しかったです。奥深くまで勉強できてよかったです。

 
 作成・管理:奈良女子大学社会連携センター