< 公開講座 >

国立国会図書館では著作権の切れた明治初期〜昭和中期の書籍約37万冊をWeb上で公開している。しかしながら他の電子書籍と異なり、この近代デジタルライブラリは画像として公開されているため、テキストでの検索ができない。一般に書籍の画像から文字を読みだすにはOCRが使われるが、現在利用されているOCRではフォントの規格のなかった活版印刷の近代書籍文字は読み取ることができない。本講座では、近代書籍用のOCR研究がどのように始まって、どのような問題点が発覚し、それをどのように解決したかを解説する。また近代書籍用OCRの開発に利用した人工知能技術についても易しく解説する。最後に現在準備が進められている公文書現代文訳プロジェクトについても紹介し、近代デジタルライブラリ用OCRとのコラボの計画についても触れる。


『近代デジタルライブラリの自動テキスト化』

・開講日時  5月21日(土) 10時30分から12時

・講  師  城和貴(奈良女子大学教授)

・会  場  コラボレーションセンター Z103教室

・定  員  30名


・資料準備の都合上、事前のお申し込みにご協力ください。

・受講料は不要です。

↑ポスターをクリックしていただくとウィンドウサイズに拡大表示されます。
このとき、ポスター右下部にカーソルを移動させると拡大表示アイコンが現れますので、
こちらをクリックしていただきますとポスター文字を鮮明に見ていただくことができます。

   電話・FAX・E−mail いずれかで「講座名、氏名、連絡先」を明記の上、お申込みください。

      ・TEL 0742-20-3338(土日祝日を除く10時から17時まで)
      ・FAX 0742-20-3958
      ・E-mail kouza@jimu.nara-wu.ac.jp
    

 
 作成・管理:奈良女子大学社会連携センター