<公開講座の様子/平成28年 8月26日>

『講座名』 「数学・エピソード2016」
『講  師』 加古富士雄(奈良女子大学自然科学系教授)、嶽村智子(奈良女子大学自然科学系助教)


『公開講座風景写真』


 ここ数年、数学講座は毎年開催されていますので、今年も楽しみにしておられた方がいるようでした。
 午前は、嶽村助教による「ランダムな現象の面白さ」というタイトルで、身近な生活の例から数学的な解析について触れられました。お昼休みを挟んで、午後からの講義は加古教授による「暗号の話し」では、RSA暗号やだ円曲線暗号についての解説がなされました。


『受講者アンケートより』


・質問に対してとても誠実に答えて下さるので、一般人として素朴に質問出来てありがたい。公開の講座のありがたさ、良さで、数学が近く感じられる。
・面白い内容なのですが、時間が短くて少し残念です。朝8時頃から始めて、午前、午後4時間ずつくらい時間はとれないでしょうか?
・なかなか難しい内容でしたが、午前、午後の講義を通して、数学が実生活に関わりをもち、生かされているのが分かり、数学への興味が広がりました。
・数学のアイデアが当初のものから思いもかけないものへ適用される面白さがある。楕円曲線を使った暗号については全然知識がなかったので、今日の講義は興味深かった。但し、なかなか難しい。(RSA暗号には若干の知識あり)。数学 を主題にした公開講座はなかなか無いので、毎年楽しみにしています。

 
 作成・管理:奈良女子大学社会連携センター