<公開講座の様子/平成30年 8月29日>

『講座名』 「夏といえばかき氷!かき氷といえば甘葛煎(あまづらせん)!」
『発 表』  鶴舞小学校児童
『報 告』  座覇えみ(奈良女子大学 大学院人間文化研究科 博士後期課程)
       宍戸香美(奈良女子大学 大和・紀伊半島学研究所 古代学・聖地学研究センター 協力研究員)
       前川佳代(奈良女子大学大和・紀伊半島学研究所 古代学・聖地学研究センター 協力研究員)
       土居規美(奈良女子大学 大学院人間文化研究科 博士前期課程 修了生)
『司 会』  樽井由紀(奈良女子大学 大和・紀伊半島学研究所 なら学研究センター 協力研究員)


『公開講座風景写真』


本学甘葛煎再現プロジェクトが、この3月に『甘葛煎再現プロジェクト“よみがえる古代の甘味料”』を出版したことを記念して公開講演会を開催しました。第一部では、同プロジェクトが協力している奈良市立鶴舞小学校の総合学習にて、甘葛煎の再現を体験した児童による発表が行われました。休憩中には、甘葛煎の展示に人だかりができていました。第二部では、文献や出土品からみる甘葛・甘葛煎、再現により分かったことなど、最新の研究内容について報告がありました。


『受講者アンケートより』


・子どもが小学校で和菓子の研究をした折に、「あまづらせん」を知りました。様々な角度からあまづらせんを知ることができ、本物を見ることもでき、大変勉強になりました。
・店でかき氷をかいています。再現実験の様子を見ることができ、参考文献の情報付きで詳しく説明していただけたので、本当におもしろく、勉強になりました。本も読ませていただきます。
・身近に歴史を感じられて面白かったです。小学生の実習は、現代に通じていることを実感しました。
・どの発表もとても興味深かったです。機会があれば一度味わってみたいです。

 
 作成・管理:奈良女子大学社会連携センター