|
奈良女子大学 <公開講演会>
|
「夏といえばかき氷!かき氷といえば甘葛煎(あまづらせん)!」
|
削り氷にあまづら入れて あたらしき鋺に入れたる(『枕草子』「あてなるもの」)
日本最古のかき氷を記した『枕草子』に出てくる「あまづら」。そう、「あまづら」はかき氷のシロップなのです。私たちは2011年より、奈良女子大学で甘葛煎を再現してきました。2017年からは奈良市立鶴舞小学校5年生の総合学習の一環としても甘葛煎再現をおこなっています。その再現は、福岡市鴻臚館跡地で実施するなど、全国にも広がりつつあります。再現された甘葛煎や実験からわかることは歴史資料を雄弁にしてくれます。
古代貴族が魅了された「あてなるもの」の最新研究成果をご堪能ください。
|

|
・日 時 8月29日(水) 10時00分―12時30分
・場 所 奈良女子大学文学部S棟2階 S235教室
・定 員 100名
・資料準備の都合上、事前のお申し込みにご協力ください。
・受講料は不要です。
|
↑ポスターをクリックしていただくとウィンドウサイズに拡大表示されます。
このとき、ポスター右下部にカーソルを移動させると拡大表示アイコンが現れますので、
こちらをクリックしていただきますとポスター文字を鮮明に見ていただくことができます。
|
<プログラム>
司会:樽井由紀(奈良女子大学大和・紀伊半島学研究所 なら学研究センター)
1.奈良市立鶴舞小学校児童の発表
2.甘葛煎研究の最前線
「木簡にみえる甘葛煎」 座覇えみ(奈良女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程)
「甘葛採取にかかわった人々」 宍戸香美(奈良女子大学大和・紀伊半島学研究所 古代学・聖地学研究センター)
「甘葛煎をはこんだ器」 土居規美(奈良女子大学大学院人間文化研究科博士前期課程修了生)
「甘葛煎を再現する」 前川佳代(奈良女子大学大和・紀伊半島学研究所 古代学・聖地学研究センター)
|
<お申込み>
電話・FAX・E−mail いずれかで「講座名、氏名、連絡先」を明記の上、お申込みください。
・TEL 0742-20-3734(土日祝日を除く10時から17時まで)
・FAX 0742-20-3958
・E-mail kouza@jimu.nara-wu.ac.jp
|