平成31年 なら学東京講座


奈良女子大学文学部なら学プロジェクトによって毎年東京で開催されてきました連続講座が、今年も、奈良まほろば館様のご協力のもと開講いたします。 「奈良」への深い視点と新しい視点。その不思議な魅力にぜひ触れてみてください。


・開講日時  平成31年 2月 2日(土)
        第1回:11時00分―12時30分
        第2回:13時30分―15時00分
        第3回:16時00分―17時30分
・題  目  ようこそ、なら記紀・万葉プロジェクト&古都恋都ぐるめへ
        〜蘇を手作りしてみよう!〜
・講  師  倉橋みどり
(大和・紀伊半島学研究所なら学研究センター 協力研究員)
・定  員  各回16名(先着順)

・開講日時  平成31年 2月23日(土) 11時00分―12時30分
・題  目  奈良と東南アジアをつないだ人々
・講  師  上野 邦一
(名誉教授)

・開講日時  平成31年 2月24日(日) 11時00分―12時30分
・題  目  奈良時代のことば――大和言葉と漢語
・講  師  尾山 慎
(文学部 言語文化学科 准教授)

<お申込み>

   お申込みは、 各講座ごとに、それぞれの開催日の約一か月前より、おこなっていただくことができます。
ハガキまたはFAX、あるいは奈良まほろば館HPの「申込フォーム」からお申込みください。ハガキまたはFAXの場合は、必要事項(講演名・講演日・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・年齢)を明記いただき、
奈良まほろば館までお送りください。

      ・〒103−0022 東京都中央区日本橋室町1-6-2 奈良まほろば館2F
      ・TEL 03-3516-3931(開館時間10:30〜19:00)
      ・FAX 03-3516-3932


<講座概要>

・講 師  倉橋みどり:大和・紀伊半島学研究所なら学研究センター 協力研究員
・題 目  ようこそ、記紀・万葉プロジェクト&古都恋都ぐるめへ〜蘇を手作りしてみよう!〜
・概 要  昨年度の奈良女子大学「奈良の食プロジェクト」が協力した「古都恋都ぐるめ」の取り組みと、できあがったレシピについて紹介。このレシピにも登場する、古代のごちそう「蘇」を手作りし、試食することで、古代への興味を誘うワークショップです。実際に、牛乳を煮詰めたらどんなものができあがるか、実験感覚で楽しんでもらえたらと思います。親子での参加も歓迎します。
*参加費(実費):500円(お土産付き)
*エプロン、マスクをご持参ください。


・講 師  上野 邦一:名誉教授
・題 目  奈良と東南アジアをつないだ人々
・概 要  私は、ここ30年の間、東南アジアの複数の国で文化遺産保護の活動に携わってきました。そして、この活動を通して、この地域と奈良とに関係する人々が古代からいたことを知りました。その中には、日本で重要な役割を果たしたり、また東南アジアで重要な足跡をのこした日本人がいます。そうした人物の活動を分かる範囲で紹介し、奈良と東南アジア、あるいは 日本と東南アジアの関わりを紹介しようと思います。今回の話が、すこしでも東南アジアへの理解が深まる機会になれば、と思います。


・講 師  尾山 慎:文学部 言語文化学科 日本アジア言語文化学コース 准教授
・題 目  奈良時代のことば――大和言葉と漢語
・概 要  古都奈良は、様々な古代史の舞台であったと同時に、文学作品、歴史資料が生み出された場所でもあります。また役人達が残した多くの行政文書(木簡)も出土しています。それらには、様々な「ことば」が書かれています。俗に大和言葉といわれる日本語は、常に漢語(中国語)とともにありました。漢字とのつきあいはすでに本格的に始まっていたのです。今の私たちと、何が同じで何が違うのか、1300年前の古代人の言語生活をのぞいてみましょう。


    

 
 作成・管理:奈良女子大学社会連携センター