![]() | ||
| ||
聖徳太子像の再構築 | ||
聖徳太子は10人の声を同時に聞いたという逸話を聞いて、そんなことあり得ないといって聖徳太子などつくられた偶像に過ぎない、居たのは厩戸皇子だけだと考えるか、そこには何か隠された比喩があるのではないかと考えるかは、歴史家の感性の別れ道である。最近は前者のように考える感性の持ち主が増えているようだ。しかし私たちは後者のような感性があっても良いと考えている。21世紀の現代だからこそ語れる、新たな聖徳太子像を模索してみたい。そう思って、聖徳太子1400年忌をきっかけにこのシンポジウムを開催することとした。 | ||
・日 時 2021年 5月 8日(土) | ||
【プログラム】 司会:小路田泰直 13:30〜13:35 開会挨拶
13:35〜14:10 「日本仏教史における太子の位置」
14:10〜14:45 「再生する聖徳太子―『日本書紀』から一万円札まで」 14:45〜14:50 休憩
14:50〜15:25 「推古朝の合議」
15:25〜15:50 「当麻寺から丹後由良まで、孤独な散歩者の夢想」 15:50〜16:00 休憩 16:00〜 討論
16:30 閉会(予定) | ||
【報 告】 斎藤恵美(奈良女子大学 特任助教)
「日本仏教史における太子の位置」 佐藤弘夫氏(東北大学 教授)
「再生する聖徳太子―『日本書紀』から一万円札まで」 鈴木明子(奈良女子大学 古代学聖地学研究センター 協力研究員)
「推古朝の合議」 小路田泰直(奈良女子大学 副学長)
「当麻寺から丹後由良まで、孤独な散歩者の夢想」 | ||
主 催 奈良女子大学
<お問合せ> |
作成・管理:奈良女子大学社会連携センター |