5.分権型社会におけるまちづくり、行政のあり方
←研究テーマのトップに戻る


 日本では都市計画決定権限の分権化が進むと同時に、市町村合併による広域行政も進もうとしている。また海外を見ると、北欧を中心とした分権、イギリスにおけるパートナーシップ等、様々な変化が起こっている。
 都市計画という視点から、行政機構、行政と市民の関係がどうあるべきかを考える。このグループでは、以下の2点について考える。




(1)市町村合併とまちづくりに関する検討

【内容】
 市町村合併が進もうとしているが、都市計画、市民参加に対してどのような影響を与えているか。そもそも都市計画の視点から、市町村合併をどう評価すべきかを考える。

【主な研究業績】
●『都市計画分野における市町村合併の影響―総合計画の比較よりー』
   (末次亜希子、中山徹)、
   「2003年度日本建築学会(東海)学術講演梗概集F-1」、2003年9月

【過去の主な調査】
●合併した市町村の総合計画に関する調査(2002年度、2003年度)




(2)分権とまちづくりに関する検討

【内容】
 いくつかの自治体で進められている狭域行政の試み、海外で進んでいる分権の試み、それらの中で都市計画がどう位置付けられているかを検討する。また市民参加に対してどのような影響を与えているかを検討する。

【主な研究業績】
●『市区域内分権とまちづくりへの住民参加に関する研究』
   (西英子、中山徹)、 「日本家政学会第53回大会」(岡山)、2001年 
●『オランダ・ハーレム市の都市計画事業における住民参加
  に関する行政の責務』
   (西英子、中山徹)、「日本建築学会計画系論文集No.533」、2002年3月
●『オランダ・アムステルダム市における都市計画決定手続き』
   (西英子、中山徹)、
   「家政学研究Vol.48、No.2」奈良女子大学家政学会、2002年3月

【過去の主な調査】
●狭域行政区に関する調査(2001年度)
●オランダの分権とまちづくりに関する調査(2000年度)

オランダ・アムステルダム  



←研究テーマのトップに戻る ↑ページ先頭へ



中山徹研究室トップページ 奈良女子大学トップページ