About Me
- 名 前 ： 谷口 雅彦
- 所 属 ： 奈良女子大学 理学部 数学科 （構造数学講座）
- 職 種 ： 教授
- 専門分野 ： 複素解析学 complex analysis
●学部3回生向け研究内容の説明
複素数を変数やパラメータに持つ写像について考え続けています。
ただ、複素数を変数に持ち、複素数を値をもつ関数は、もはやグラフ自体が（普通の人間には）簡単には分かりません。
そこで、そのような関数のグラフを理解するために、計算したり評価したりしますし
（これが「複素解析」です）、
グラフなどを幾何学的に調べることもします（これが「複素幾何学」です）。
それから普通は（複素数の変数で）微分できる関数たちを考えるのですが、
このような関数たちは実変数の場合とは比べ物にならないぐらい頑固（ガンコ）で、
人の言うことを聞いてくれません。
その頑固さに引かれて、色々と研究していますが、実は多項式でさえ謎だらけなんで
す。
（具体的には「リーマン面論」「タイヒミュラー空間論」「クライン群論」「双曲幾
何学」「複素力学系理論」
「幾何学的函数論」「擬等角写像論」などを研究していますが、みんな密接に関連し
ています。）
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奈良女子大学 理学部 数学教室
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