韓国訪問
１２月９日から１２日にかけて韓国，大田（テジョン=Daejeon）にあるKAIST(Korea Advanced Institute of Science and Technology＝韓国科学技術院)に行ってきました．
注意: 韓国では2000年7月に「国語のローマ字表記法」が政府の文化観光部から発表され，これに従って地名表示も統一的なものに改められました．このため大田の表示もそれまでの Taejeon から Daejeon に変わっています．
仁川国際空港
関西国際空港から1時間50分ほどの飛行で到着したのは今年（2001年）3月29日に開港したばかりの仁川（インチョン）国際空港です．
入国手続きが済むとすぐに両替所でウォンを購入しました（ちなみに関西国際空港ではウォンは購入できませんでした）．日本円で三万円を差し出すとすかさず三万円分のウォンの入った封筒を渡してくれました．
さすがにできたての空港であちらこちらがまだピカピカしてました．
帰りにチェックインした大韓航空のカウンターです．私は機内持込の荷物（リュックサック）だけしかなかったので，「No Baggage」と表示されたカウンターに行きました．手続きはあっという間に終わりました．
バス
空港の建物を出るとバス乗り場があります．大田行きのバスは乗り場 9A から出発します．私が探した限りでは時刻表のようなものはなく，バスの予定は横に文字が流れてゆくタイプの電光掲示板で表示されていました．ちなみに私は午後1時発のバスに乗りました．
運賃は13,000ウォン弱（13,000ウォンと聞いていたのですが13,000ウォンを出すと，何故かおつりをくれました）です．支払いは取りあえずバスに乗ってから中でします.
私の乗ったバスです．バス
仁川から大田まで約三時間ほどですが途中15分くらいの休憩がありました．休憩したところ
KAIST の低次元位相幾何学研究者の皆さん
数学科のある建物です（写真）． 自然科学棟（勿論ハングルで書かれているのですが）という名前です．
Prof. KO Ki Hyoung （写真）：コ キヒョン先生です．
Prof. JIN Gyo Taek （写真）：ジン キョテック先生です．
Prof. OH Seungsang （写真）： Pukyong National University の オ スンサン 先生です．Dehn filling について研究しておられます．
SONG Won Taek （写真）：ソン ウォンテックさんです．組み紐の力学系について研究しているそうです．
LEE Jangwon （写真）： イ チャンウォン さんです．
AN Byung Hee （写真）： アン ピョンヒ さんです．
LEE Sang Jin （写真）： イ サンジン さんです．現在フランスのマルセイユ大学に滞在していますが，一時帰国で韓国に戻ってきたところだそうです．
CHOI Doo Ho （写真）： チェ ドホ さんです．1-1 knot について研究しています．
KIM Soo Hwan （写真）： キム スムハンさんです．
JEON Choon Bae （写真）： チョン チュンベ さんです．結び目の super bridge index について研究しているそうです．私が大田に到着した時に出迎えに来てくださったのをはじめとして毎朝私をホテルからＫＡＩＳＴまで送ってくださったり．．．その他大変お世話になりました．どうも有難うございました．
LEE Jung Hoon （写真）： イ チョンフン さんです．今度結び目の射影図に関する論文が Kobe J. Math. から出版されるそうです．
LEE Hwajeong （写真）： イ ファンジョン さんです．
LEE Miyoung （写真）： イ ミヨン さんです．
HUH Youngsik （写真）： ホ ヨンシク さんです．現在は Samsung（三星・・・韓国の電気製品のメーカー）の研究所に所属しています．Spatial graph について研究しているそうです．12月11日には結び目の Lattice stick number についての新しい結果を紹介しておられました(セミナーの案内1)．
KIM Hun （写真）： キム フン さんです． Laces について研究しているそうです．
LEE Sangyop （写真）： イ サンヨップ さんです． Dehn filling について研究しておられます．
CHO Mi Sung （写真）： チョ ミソン さんです．現在 Seiberg-Witten 理論について研究しているそうです．ソウルにある梨花女子大学出身だそうです．
Korea-Japan Topology seminar
私が滞在するのに合わせて表記のセミナーを開催してくださいました．
