社会福祉法人大阪障害者団体連合会などが主催し、大阪府が後援する表記コンテストで、本学大学院人間文化研究科の1回生加藤真理子さんが入賞し、さる9月13日(土)に大阪府堺市の国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)で開催された「共に生きる障がい者展」の開会式内で、橋下徹大阪府知事より直接表彰状が手渡されました。本コンテストは、日常生活で様々な不便を感じる障がい者の生活の質を向上させ、就労や社会参加に貢献できる福祉機器の開発につなげるために、支援ソフトや支援機器・補助器具などのアイデアを大学生・大学院生らが中心に競うもので、近畿圏の様々な大学等から48件の応募があり、3件が表彰の対象に選出されました。
加藤さんは、生活環境学部生活健康・衣環境学科の才脇研究室の卒論として、体で表現されるコミュニケーション動作をIT機器の入力に変換するウェアラブルインタフェースの開発に取り組み、その成果を障がい者向けに応用することを提案しました。
表彰式後にビッグ・アイで同時開催された「情報通信機器展/ユニバーサルデザイン生活展」内でも作品紹介パネルとプロトタイプシステムが展示され、来場された多くの障がい者や支援者、福祉機器関連企業等から多くの関心が寄せられました。 |