「奈良女子大学創立百周年を祝う会」を開催しました (5/2)
 

 本学は2009年5月1日に創立百周年を迎えました。翌5月2日には、創立百周年記念事業の一大行事として、講堂において「創立百周年を祝う会」を開催、卒業生や在学生、退職者を含む教職員を中心に『ここに集い、ここに学び、ともに歩みし百年の歴史… 百周年記念日の今、共に集いませんか!』との呼びかけのもと、当日は大学の近隣住民のみならず、韓国をはじめ海外からも参加者があり、約1,000名の方々にご参加いただきました。
 同会の総合司会は野口哲子副学長が担当。同窓会である社団法人佐保会が作製したDVD『映像で見る母校百年史』の上映の後、百周年にあたり野口誠之学長から式辞が述べられ、川ア和子社団法人佐保会理事長から祝辞をいただきました。続く学生リレースピーチでは、文学部、理学部、生活環境学部、大学院人間文化研究科の各学生代表に加え、出身国の民族衣装を着た留学生らが各々工夫を凝らしたスピーチを披露し、大学への想いや将来への希望を堂々と発表する様子は、大学の明るい未来を予感させるものでした。
 引き続き行われたシンポジウム『高度な女性人材育成の拠点形成に向けて』では、久米健次前学長がコーディネーターを務め、各界で活躍するOGが自身の経験に基づいてパネルディスカッションを展開、時に厳しくも同窓を鼓舞するOGからの提言は、在校生や卒業生のみならず、教職員にとっても大いに実りの多いものでした。
 同会の最終プログラム、本学OGの栗本智代氏による演奏と語り『奈良女子大学ものがたり』では、ヴァイオリンとピアノの生演奏に合わせて歌と語りと映像で本学の現在までの歴史、OGである歌手の辛島美登里さん、名誉博士第一号で文化勲章受章者故小倉遊亀画伯についての講演が行われ、小倉画伯の作品『爛漫』をモチーフに作製された緞帳が降りて終演するという演出を最後に、大盛況の内に閉会となりました。
 祝う会の閉会後には生協食堂を中心に大懇親会を開催し、ギターマンドリンクラブなど学生サークルによる生演奏をBGMに屋台で飲食物が提供されたほか、本学と奈良県、県内酒造メーカー、今西清兵衛商店が共同で開発した醸造酒「奈良の八重桜」も振る舞われました。また、夕刻以降は記念館(重要文化財)をライトアップして幻想的な姿を披露し、本学の百周年に華を添えました。

 

 

     

学長による式辞

 

 学生リレースピーチ

   

パネルディスカッション

 

 栗本智代氏による演奏と語り

 

以下、懇親会の様子

   

 

 

 

 

 

   
   

 

 

 ライトアップされた記念館

 

 
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