教職員の皆様

　既に概略をご承知と存じますが、平成23年度予算概算要求の攻防戦が始まっています。
来年度予算の概算要求は従来と異なり、「要求枠」と「要望枠」2本立てになっています。
「要求枠」は従来型の概算要求で、文科省と財務省が直接厳しい折衝を行うものです。
これに対し、「要望枠」は各省庁から提出された事業に対し「政策コンテスト」を行い、その中から選別するもので、その際、「パブリックコメント」一般国民からの意見を求め、その投稿数の多寡を選定の参考にすることになっています。
　来年度の国立大学法人の運営費交付金関係では、「要求枠4.8％減」、「要望枠7.6％増」の概算です。これから「要求枠」確保のため、文科省と財務省との厳しい折衝が始まりますので、文科省の健闘を期待しましょう。
　一方、「要望枠7.6％増」に関しては、9月28日〜10月19日の間、各省庁の要望枠事項に対するパブリックコメントの募集が行われています。我々は、ここで、削減された分を獲得しに行く必要がありますので、パブリックコメントにぜひとも投稿して下さい。

具体的な投稿の方法は以下の通りです。
（下線部をクリックするとそのページが別ウィンドウで開きます）

1） 最初に、ユーザー登録画面からをユーザー登録を行って下さい。
　登録の手順はこちらをご覧ください。

2）次に、パブリックコメント手順の解説ページをクリックして下さい。
　パブリックコメントへの投稿手順が順番に示されています。

3） 次に、文部科学省要望枠10項目をクリックして下さい。
　黄色の背景色で表示されている部分が国立大学関係の事業です。
　これを参考に、どの事業に投稿するか目星をつけて下さい。

4） 以上の準備が整ったら、パブリックコメントへの投稿をクリックして下さい。
　パブリックコメントのホームページが開きます。
　パブリックコメント手順の解説に従って、投稿して下さい。

5）投稿上の留意事項
　文部科学省要望枠10項目の黄色部分６事業は大学関係者にとって重要な事業ですので、それらすべてに投稿することをお勧めします。
中でも、事業番号[1904][1905][1906]には必ず投稿して下さい。その際、評価選択肢では高い評価ほど重要視される事を考慮して下さい。また、記述欄には必ず「国立大学法人運営費交付金」と「科学研究費」等という単語をキーワードとして含め コメントを書いて下さい。これが後で重要になります。また、必要に応じ、パブリックコメント意見例を参考にして下さい。

以上、何卒よろしくお願いいたします。