JST((独)科学技術振興機構)の平成23年度戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)に、『高齢者の営農を支える「らくらく農法」の開発』が採択されました


 JST((独)科学技術振興機構)の戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)における平成23年度の新規プロジェクトに、本学文学部の寺岡伸悟准教授が研究代表者として申請しました 『高齢者の営農を支える「らくらく農法」の開発』 が採択されました。

 戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)は、社会の具体的な問題の解決を通して、社会的・公共的価値の創出を目指す事業です。社会問題の解決に取り組む関与者と研究者が協働するためのネットワークを構築し、競争的環境下で自然科学と人文・社会科学の知識を活用した研究開発を推進して、現実社会の具体的な問題解決に資する成果を得るとともに、得られた成果の社会への活用・展開を図ります。プロジェクトの募集に対しては、大学や独立行政法人、企業に加えて特定非営利活動法人なども含む多様な提案者から合計203件の応募があり、採択率が10%を下回る、14件の研究開発プロジェクト及び実装支援プロジェクトが採択されました。

<今回採択された事業の概要>
 今回採択されたプロジェクト 『高齢者の営農を支える「らくらく農法」の開発』 は、本学文学部、奈良県農業総合センター及び大和高田市の機器製造会社との産官学のチームで応募したものであり、研究開発領域は「コミュニティで創る新しい高齢社会のデザイン」です。 「働く」を軸に据えて、集落単位の現状把握と持続可能性に関する点検調査を行い、その内容を基にして、農村に最適化した作業補助具を新たに導入するとともに、高齢者が無理なく営農を続けられる畑のあり方のデザインの開発を目指します。

 

▶ 平成23年度戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)新規採択課題についてはこちらを参照
  
http://www.jst.go.jp/pr/info/info832/besshi1.html 

 

 

 

 
作成・管理:国立大学法人奈良女子大学広報企画室 Copyright © Nara Women's University. All Rights Reserved.