1月16日、本学理学部Ｇ棟において、第６回目となる奈良経済同友会との交流・懇談会が開催されました。この交流・懇談会は、奈良経済同友会と本学との連携を深め、地域の活性化に一層貢献することを目的に平成18年度から開催されているものです。
　奈良経済同友会からは55名、本学からは14名の参加があり、奈良経済同友会福本代表幹事及び本学学長野口誠之の開会挨拶ののち、講演が行われました。今回は、奈良経済同友会の株式会社大和農園グループ取締役社長の吉田裕氏から「種子（たね）の神秘」と題しての講演、大学院人間文化研究科教授の千本英史から「奈良地域関連資料データベースについて」の講演、社会連携センター長の鍜治幹雄より奈良女子大学ポストドクター・インターンシップ推進事業の説明をはさみ、大学院人間文化研究科教授の城和貴から「バーチャルリアリティで文化財を観る」の講演があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。
　講演後は会場を４階に移し、本学などの建物を３Ｄ化した映像を、希望者に体験していただきました。
　その後、学外に会場を移して開催された懇親会では、終始和やかなムードのなか、技術や経営に関する活発な意見・情報交換が行われ、県内企業との交流を深めることができました。