奈良女子大学社会連携センター<地域講座>

奈良女子大学の公開講座では、文学部・理学部・生活環境学部・大学院人間文化研究科の各部局が主催する講座の他、平成9年5月に開設された生涯学習教育研究センター等を中心に開講されています。本年度より生涯学習教育研究センターが担ってきた業務が社会連携センター地域連携部門に移管され、これまでの取組みに加えて、地域生涯学習という位置づけで、『本学で、奈良で学んだ人が奈良に還元する。講師も生徒も学ぶ地域生涯学習。』として、地域密着型の講座(地域講座)を開講させていただくこととなりました。 本講座はその本年度第三回目となります。講師の小田切美穂氏からは「ドビュッシーの”子供の領分”と、ラヴェルの”マ・メール・ロア”(マザーグースの意味。)を聴きくらべてみましょう。ベートーヴェンに始まった19世紀ロマン派の拡大膨張路線から脱却した2人が、作り上げたスタイルが濃縮されている作品です偶然ですが、どちらも1908年に作られた曲です。それぞれの直前に書かれた代表作とを交えて、芸術家の子どもに向けられた優しいまなざしと芸術家としてのスタイルとの調和などをお話できればと思います。」とコメントをいただいています。


『子供に注がれた大作曲家の優しいまなざし〜ドビュッシーとラヴェル〜』

・開講日時  1月21日(土) 14時00分から15時30分

・講  師  小田切美穂氏

・会  場  記念館2階講堂

・定  員  先着50名


・資料の準備の都合上、事前申し込みにご協力ください(1/18まで)。

・受講料は不要です。

↑ポスターをクリックしていただくとウィンドウサイズに拡大表示されます。
このとき、ポスター右下部にカーソルを移動させると拡大表示アイコンが現れますので、
こちらをクリックしていただきますとポスター文字を鮮明に見ていただくことができます。


<お申込み>

   電話・FAX・E−mail いずれかで「講座名、氏名、連絡先」を明記の上、お申込みください。

      ・TEL 0742-20-3968
      ・FAX 0742-20-3958
      ・E-mail kenkyou@cc.nara-wu.ac.jp
    


<小田切美穂氏プロフィール>

京都市立芸術大学卒業後渡独し、98年ミュンヘン国立音楽大学大学院修了。2001年ウィーン国立音楽大学にてディプロム取得。その後、ミラノにてB.カニーノ氏の下で研鑽を積み、2007年帰国。第11回園田高弘賞ピアノコンクール第3位、第4回国際ディヌ・リパッティ国際ピアノコンクール第2位。帰国後は演奏活動の他、2008年には奈良女子大学にて非常勤講師も務める。澤田定子記念音楽院講師。2011年9月には記念館にて、バッハのゴールドベルク変奏曲を演奏。     

 
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