奈良女子大学社会連携センター<地域公開講座>

正倉院宝物は756年に光明皇后によって東大寺大仏に献納された聖武天皇ご遺愛品が核になっています。聖武天皇は生前より大仏を造立するなど、様々な菩薩行(ぼさつぎょう=人々に尽くす行為)を行ってきましたが、献納も自身の所有物をほとけに喜んで捧げる「喜捨」という菩薩行の一種と考えることができます。そして、仏教では菩薩の次のステップは仏(如来)です。とすれば、宝物献納は亡くなった聖武天皇が大仏の世界に往生し、仏の一人に生まれ変わることを願って行われた一大プロジェクトだったと考えることはできないでしょうか。この講座では、宝物献納にかけた光明皇后の思いを様々な資料から汲み取ってみたいと思います(以上 講師談)。
昨年度の内藤栄先生 公開講座「楽屋裏から見た正倉院展」の様子は下記URLからご覧いただくことができます。
http://www.nara-wu.ac.jp/liaison/lecture/20120908/20120908.html


『光明皇后の想いを感じる正倉院展』

・開講日時  9月7日(土) 10時30分から12時

・講  師  内藤栄氏(奈良国立博物館)

・会  場  記念館二階講堂

・定  員  100名


・資料準備の都合上、事前のお申し込みにご協力ください。定員に達し次第、締切といたします。

・受講料は不要です。

↑ポスターをクリックしていただくとウィンドウサイズに拡大表示されます。
このとき、ポスター右下部にカーソルを移動させると拡大表示アイコンが現れますので、
こちらをクリックしていただきますとポスター文字を鮮明に見ていただくことができます。

   電話・FAX・E−mail いずれかで「講座名、氏名、連絡先」を明記の上、お申込みください。

      ・TEL 0742-20-3968(土日祝日を除く10時から17時まで)
      ・FAX 0742-20-3958
      ・E-mail kenkyou@cc.nara-wu.ac.jp
    

 
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