記念館一般公開

平成15年4月29日(火)〜5月5日(月)

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写真パネル展示

『ガンダーラ遺跡・アンコール遺跡を掘り、保存する』    入館無料

 

日時: 4月29日(火)〜5月5日(月) 午前9時〜午後4時

場所: 記念館2階

 ガンダーラは、パキスタン北西部ペシャワール地方の古名で、東西交流の結節点として、紀元1〜3世紀に独特の仏教文化が生まれたことで知られる。数多くの仏教遺跡が残り、いくつかが世界遺産に登録されている。1950年代のおわりから、京都大学隊が調査・研究を進め、近年、保存修復にも取り組んでいる。本学教官は、ユネスコプロジェクトのチームリーダーとして、現地スタッフとともに、調査と保存修復の活動を続けている。

 近年日本でも著名になっているアンコール遺跡は、カンボジアの北西部、大胡トレントサップの近くに位置する。アンコールワットをはじめ大寺院が30ほどあり、周辺に小規模遺跡が点在する。9世紀か14世紀にかけて、この地を中心にして、東南アジアの大国アンコール王朝が存続し、歴代の王が寺院・宮殿を造営したからである。長い内戦・混乱を経て、遺跡の修復が複数の国からの支援を得て、近年急速に保存活動が進んでいる。本学教官は、1991年以来発掘調査を指導し、保存活動を支えている。

 

記念講演

「ガンダーラ遺跡・アンコール遺跡を掘り、保存する」    事前申込不要 参加無料

日時: 5月4日(日) 午後1時〜午後2時30分

場所: 記念館2階講堂

講演者: 上野 邦一(本学生活環境学部 教授)

上野教授が、アンコール遺跡群の調査結果、およびそうした調査活動が、修復・保存に結びつくことを述べる。

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