奈良県橿原市と協働連携に関する協定を締結しました(3月19日)


 奈良女子大学は、3月19日に奈良県橿原市と協働連携に関する協定を締結し、橿原市役所で調印式を行いました。
 これまでも本学の教員が橿原市今井町(重要伝統的建造物群保存地区指定)の町並み保存や空き町家の利活用に向けた取組等に携わってきましたが、このたび協定を締結することにより、歴史資源の活用や国際交流の推進等の多岐にわたる分野で、相互連携と協働による活動を推進し、地域活性化等のより一層の向上に寄与することを改めて確認したものです。
 協定書の締結に先立ち、今岡春樹学長は「少子化が一層進展する時代において、国立大学は“ともに歩む”姿勢をもちながら、これまで大学が蓄積してきた知見を地域社会の発展のために積極的に活用していくことが重要である。」と述べました。また亀田忠彦市長は、「橿原市は奈良県中南和地域の核となる都市であり、歴史遺産も豊富であるが、市が単体で取組を行うには限界がある。今回の協定を契機に奈良女子大学が持つ経験、知識を市の発展に結び付け、未来に向けてわくわくするような取組を進めていきたい。」と述べました。
 今後、本学と橿原市は歴史資源の活用、地域活性化、地域産業の振興、人材育成、国際交流の分野で連携しながら、取組を進めてまいります。

協定書


協定書を持つ亀田市長と今岡学長