国立大学法人奈良国立大学機構の理事長指名について(12月27日)

 令和3年12月24日、榊 裕之氏が、文部科学大臣から、令和4年4月1日に設置される国立大学法人奈良国立大学機構の理事長に指名されました。
 



義本文部科学事務次官(左)から指名書の交付を受けた榊初代理事長(右)                       

国立大学法人奈良国立大学機構の初代理事長となるべき者に指名されて

  このたび、文部科学大臣より国立大学法人奈良国立大学機構理事長となるべき者に指名され、身の引締まる思いでおります。明治21年に発足の奈良県尋常師範学校と明治41年に発足の奈良女子高等師範学校を母体とする国立大学法人奈良教育大学と国立大学法人奈良女子大学は、令和4年4月以降、国立大学法人奈良国立大学機構傘下の二大学として運営されることになりました。百年を越す伝統と優れた実績を持つ二大学が、新たな運営体制に移行することを契機にそれぞれが格段の質的向上に努めるとともに、両大学の有機的な協力体制を強め、さらに千年を超す奈良の稀有な蓄積を活かし、地域の文化・教育・研究機関などとの連携や協力を強めるよう努力したいと思っています。それにより、学生と教職員に留まらず、両大学に関わる方々が、学びを深めて醸成させ、次代の文化・学術・技術などを活発に創り出す場となるよう努めます。皆さまのご協力とご支援をお願いいたします。

令和3年12月27日
榊 裕之