本学と京都女子大学は包括的交流協定を締結しました(9月23日)

   奈良女子大学と京都女子大学は2016年9月23日に「奈良女子大学と京都女子大学の包括交流協定」を締結し、奈良女子大学今岡春樹学長、京都女子大学林忠行学長が署名し協定書を交わしました。
  この協定は私立大学である京都女子大学が初めて大学間の協定を締結するものです。両大学の強み・特色を生かし、女性リーダーの育成に向けて教職員・学生の交流推進、教育・研究に関する協力等、広く連携を図り、両大学の更なる充実発展に資することを目的としています。
  調印式終了後は記念行事として「地域に学ぶ京都とは、奈良とは」というテーマで、奈良女子大学小路田泰直副学長、京都女子大学竹安栄子地域連携研究センター長による講演会が行われました。竹安センター長は京都市東山区の人口構造の急激な変化に伴う課題(行政と町内会の関係、旧住民と新住民の関係構築等)に大学の地域連携活動としてできること、また京都女子大学の活動内容を説明しました。一方小路田副学長は「大和はなぜ日本の代名詞として記憶されつづけるのか?」として、大和の大きさの理由、地理的に黒潮の道の重要性などから奈良(大和)の特異性について講演を行いました。講演会には調印式出席者の他、両大学の学生、職員などが参加し熱心にメモをとる様子も見られました。
 その後レセプションが行われ、両大学から教職員、学生が多数参加し交流を深めました。今後の両大学の連携活動が期待されます。