南都銀行と包括連携協定を締結しました(6月19日)

 奈良女子大学と南都銀行は平成29年6月19日に包括連携に関する協定を締結しました。
 両者は平成19年11月に産学連携協定を締結し、地元企業からの技術相談等の課題解決に共同で取り組んできました。今回、この産学連携協定を発展的に解消し、連携分野を研究や教育などへ包括的に広げることにより、地域産業の振興や文化の発展に一層貢献することを目指すこととなりました。具体的には、従前より取り組んでいる地元企業の課題解決に関する事項に加え、地域が求めている人材の育成や本学学生の地元企業への就職支援に関する事項、金融や本学の研究シーズをテーマとした公開セミナーの実施に関しての連携を検討しています。
 奈良市内の南都銀行本店で行われた協定調印式では、今岡春樹学長から「産学官金共通の課題である人材の育成や新しい価値の創造に関して連携して取り組んでいきたい。」、橋本隆史頭取からは、「大学と共同研究を希望している地元企業を積極的に支援するとともに、学生に優れた技術を有する地元企業を紹介し、優秀な人材を地域に根付かせることで地域の活性化に貢献したい。」と共に連携に対する抱負が述べられました。