「奈良女子大学IR研修会−学生データから得られた本学学生の成長過程−」を開催しました(2月19日)

 平成30年2月19日に、本学は「奈良女子大学IR研修会−学生データから得られた本学学生の成長過程−」を実施しました。
 今回の研修会は、アドミッションセンターとの連携のもと、本学のIRを担う学長調査戦略室がこれまで蓄積したデータの分析結果を説明することで、学内のIRへの理解を深めるとともに、データ収集への協力を呼び掛けるために開催したものです。
 まず、開会に際して小路田理事(学長調査戦略室長)より、本学IRの現状と本研修会の目的について説明を行いました。その後「奈良女子大学のIR」として、二部構成での報告を行いました。
 最初に「学生データから見えること」として、学生一人ひとりの入学から卒業までの情報を一本化したデータについて、分析結果の説明がありました。本学学生の入学試験での成績と在学中の成績の関連について、入試区分ごとに分析を行うことで、各入試制度の意義や課題について考察を深めました。
 次に、「奈良女子大学のIRの目指すもの」として、本学のIRを更に前進させるにあたって、現在保有しているデータと今後必要となるデータの説明を行いました。戦略的にデータを収集するには、本学にある組織間の有機的な連携が必要となることが強調されました。その後各学部の参加者も交えた活発な討論が行われました。
  今回の研修により本学IRの目指す方向性の共有が行われたため、この内容をさらに充実するべく、今後も取り組んでいく所存です。

本学IRの現状について話す小路田理事                     
学生データの分析結果の報告