丹羽文部科学副大臣が視察に来学しました(3月5日)

 奈良女子大学では、3月5日(月)に、丹羽文部科学副大臣が視察に訪れました。この視察は、奈良女子大学が実施している特色ある教育・研究プログラムの具体の取組みと、奈良県内における高等教育機関としての役割を紹介する機会として実現したものです。
 今岡学長から大学の取組みについての説明の後、同日に実施されたCOC+事業に関するシンポジウムで学生による活動事例報告を視察された後、本学がお茶の水女子大学と共同して設置している大学院人間文化研究科生活工学共同専攻で、産学連携の成果物等の紹介や説明を受けられました。研究に従事する大学院生からは、試作した遠隔地での介護を見守ることができる衣服の説明などを受けられ、丹羽副大臣は産学連携の可能性などについて、学生や担当教員に積極的に質問をされ、研究が大学の強みとして発展していくことの期待を述べられました。
 次に、学部から大学院までの学生6名と意見交換を行い、丹羽副大臣からは、日本全国の幅広い地域から集っていることに関し、なぜ奈良女子大学を選択したのか、また学生の描く将来像などについての質問がありました。学生からは、国立の女子大学であることが選択理由となったこと、博士後期課程に在学しているので研究者として活躍したいなどの回答があり、副大臣は学生からの生の声を興味深く聴いておられました。引き続いて最後には、役員及びオリンピック研究に携わる教員と、大学の現状などに関する懇談を行いました。
 視察は終始なごやかな雰囲気のもと実施され、本学の行う特色ある取組みや活動について、教育・研究現場や学生の生の声に触れて頂くことができる機会となりました。

今岡学長(右中央)から説明を受ける丹羽副大臣(左手前)                       
研究内容について学生から説明を受ける丹羽副大臣(中央)
学生との意見交換を行う丹羽副大臣(手前真中)