3回キャリアデザイン・ゼミナールC4)「日本一の奈良を知る」が開かれました

 平成28年10月12日、やまと共創郷育センターが開講する授業科目キャリアデザイン・ゼミナールC(4)「日本一の奈良を知る」第3回目「茶筌生産量日本一」が生駒商工会議所会頭 竹茗堂左文 堂主  久保 昌城(号 左文)氏を講師としてお迎えし実施されました。
 講師からは茶筌の歴史では裏千家、武者小路千家で茶筌の形が違うこと、竹の種類は様々であるが繊維が固く密度が濃い太平洋側の山の竹が最も適していること、制作工程について、茶筌の種類は「ぼてぼて茶筌(島根)」「ぶくぶく茶筌(沖縄)」「ばたばた茶筌(富山)」等があること等々の説明がありました。また、茶道人口はピーク時の三分の一に減少しており、時代のニーズに合わせて、手軽にお茶を楽しめる商品の開発の必要性や敷居の高さを払拭し、もういちどお茶のブームを起こしたい、そのためには行動をおこさないと何もはじまらないと熱弁を振るわれました。
 今回、授業を受けた学生は講師の切望にも似た話を熱心に聞き入っていました。受講学生は順番に展示物を見てまわり、今まで見たことのない実物を間近で見ることができ有意義な時間を過ごしました。


          

          

                                                                                                   

 

 

 

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