4回キャリアデザイン・ゼミナールC4)「日本一の奈良を知る」が開かれました

 平成28年10月19日(水)、やまと共創郷育センターが開講する授業科目キャリアデザイン・ゼミナールC(4)「日本一の奈良を知る」第4回目「グローブ生産量日本一」が3名の講師をお招きして実施されました。
 1人目の講師 三宅町商工会 寺澤 潤一氏からは、三宅町の紹介で、奈良盆地の“へそ”と言われている三宅町の地理、聖徳太子に由来する「太子道の集い」、今年生誕800年を迎える三宅町出身の僧侶忍性に関することなど三宅町の魅力について話がありました。
 2人目の講師吉川清商店 吉川誉将氏からは、三宅町で皮を裁断していた職人が、スポーツメーカーミズノから依頼されたことがグローブづくりのはじまりとされていることなど三宅町とグローブづくりの歴史、 動画を利用しての素材選びから仕上げまで、一流のグローブが出来るまでの作業工程について話があり、また、後継者問題等、グローブ業界の課題について触れられ、三宅町のグローブづくりの歴史を広く伝えていくことや海外生産している大手メーカーに負けない、「made in japan 」ブランドを確立していきたいとの熱意がこもった話に参加学生は感動していました。
 3人目の有限会社ティー・エー・シーインターナショナル代表取締役 置本 貴司氏から、
若手グローブ作り職人さんとの出会いを通して、三宅町だからできることはないかと考え、グローブ作りの技術を生かしたオリジナルブランドを立ち上げたこと、現在、高品質のレザーを用いた鞄を中心にオリジナル商品を販売中で、今後は三宅町の技術だけでなく、奈良の技術を使ってアイデアを生かし、世界へ向けて展開していきたいと意欲的な取り組みついての話がありました。

               
            
                                                                                                   

 

 

 

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