5回キャリアデザイン・ゼミナールC4)「日本一の奈良を知る」が開かれました       


 平成28年10月26日(水)、やまと共創郷育センターが開講する授業科目キャリアデザイン・ゼミナールC(4)「日本一の奈良を知る」第5回目「業務用卵焼き機シェア日本一」が庄野明社長をお招きして実施されました。
 庄野明社長から、品川工業所の概要、創業理念「為己不希財」と「為客不辞責財」を創業以来、堅持し、実行してきたこと、社章(3つのQ)の成り立ち、社訓が社章(3つのQ)を基に考案されていること等々の紹介がありました。次いで品川工業所の歴史について、1910年創業後、全国菓子大博覧会(1928年)において、製菓機器が一等金牌を受賞したこと、モダンミキサー(餅(モ)や団子(ダン)製造用ミキサー)の開発(1961年)、工業用万能撹拌機の組み立て、工場の新築(1970年)が分岐点となり、調理の工業用製造装置の開発を中心に発展していくことになったこと、高速混練造粒機「トリプルマスター」を開発し、第29回食品産業優良企業等表彰の開発部門において農林水産大臣賞を受賞(2007年)、第一回奈良県ビジネス大賞において最優秀賞を受賞(2008年)するなどの輝かしい実績や、本社工場を新築し大型テスト室・事務所フロアーを一新(2014年)したこと等々を話されました。また、製品紹介では動画を利用して、2012年に開発のフラット型炒め機「AQ-F型」を使っての炒飯と焼きそばや1971年開発のたまご焼成機(ロールタイプ)を使ったたまご焼きの調理過程の紹介があり、「奈良から世界へ」躍進していく品川工業所の現状と未来像について話され、最後に、次の100年を目指し、舞台裏から世界の生活を支える企業として、品川工業所は革新・成長を続けていると淡々と語られる社長の人柄や身の回りの生活用品が品川工業所の開発製品であることを知り、受講学生は大きな感銘を受けていました。

                       
         


                                                                                                   
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