奈良県下市町にて「県内大学生による学習等支援事業」が開催されました       


 平成29年9月11日から13日まで、下市小学校・下市中学校にて奈良女子大学生による学習支援事業が開催されました。9月12日は大雨により休校となったため9月11日と13日の2日間だけとなりましたが、本学学生9名が参加して下市町の小中学生への学習支援を通じた交流を深めることができました。
「県内大学生による学習等支援事業」は、奈良女子大学生が野迫川村にて実施してきた「女子大塾〜女子大生による県南部学習支援〜」が平成28年度の「県内大学生が創る奈良の未来事業」として奈良県に政策提案し、優秀賞を受賞して事業化が実現したものです。
 両日とも午前中は、下市小学校5,6年生の社会科のグループ学習において、パソコンや辞書等を利用した調べ方、調べ発表の伝え方などにアドバイスし、児童の学習を支援しました。午後からは、下市中学校に移動して、留学生(2名)が英語で母国紹介をしたのち、生徒からの質問を受けて国際理解を深めました。また、日本人学生(7名)は中学生へのキャリア教育の一環として将来の進路決定に向けたグループワークを行い、先輩として苦労話や将来の夢について生徒とディスカッション、アドバイスを行いました。
 参加学生からは、「小学生に歴史学習のお手伝いができて楽しかった」、「小中学生に判り易く伝えることの難しさが分かり良い経験ができた」、「実際に小中学生の指導をされている先生のすごさに驚いた」といった他、「初めて下市町を訪問した。都会では得られない下市町の良さを知ることができた」といった感想がありました。
「県内大学生による学習支援」は、来年度以降も参加大学・参加地域を拡大して実施される予定となっています。県南部・東部の小中学生への勉強やスポーツ等の支援に関わってみようと考える学生は奈良県教育委員会にて募集していますのでふるって参加してください。

          
                            下市小学生との交流の様子

               
                           下市中学生との交流の様子

                                                                                                   
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