平成30年3月30日（金）、奈良女子大学は、十津川村役場北部保健センター（吉野郡十津川村大字上野地）内にて設置している「奈良女子大学十津川地域活動センター」の開所式が十津川村更谷村長にお越しいただき挙行されました。 「奈良女子大学十津川地域活動センター」は、多くの課題を抱える県南部地域において体験型教育や問題解決型教育を実施し、地域創生を担う人材を地域社会とともに育て地域に還元するためのサテライト施設で、平成28年3月の「奈良女子大学野迫川村交流センター」、平成28年7月「奈良女子大学下市アクティビティセンター」の開所に続くものです。 既に、センターでは、地域志向科目「キャリアデザインゼミナール」等の科目を開講し、地元の人々や自治体の職員と一緒に地域の現状を調査し、その魅力を見出すことを通じて、課題の解決の糸口となるアクション（PRコンテンツ制作や特産品開発、成果イベントなど）を企画・実践しています。本日の開所式を契機とし、一層の観光振興、社会ネットワークの構築といった同村の地域創生に寄与できる事業を展開していくことにより、コミュニティの再構築や地域文化の伝承に寄与できる拠点になることを目指しています。