地域志向科目「コミュニティ・アクション」の取組発表に関する公開講座が開催されました  


 平成30年12月2日(日)に本学連携自治体である下市町の広橋会館にて、地域志向科目「コミュニティ・アクション」の取組発表に関する公開講座が開催されました。
 この公開講座は、COC+事業の協働自治体である下市町において学生たちがフィールドワークを行い、地域コミュニティの課題解決に向けた活動実践の成果を発表する場として、本学社会連携センター、なら学研究センター共催で開催されたものです。 「コミュニティ・アクション」は、前期に開講された「コミュニティ・リサーチ」に引き続き、地域コミュニティの現状を理解するための地域社会調査の方法を実践的に習得するとともに、解決に向けたアクション(PRコンテンツ制作や特産品開発、イベントなど)の 企画・実践の過程を体験的に学ぶことを目的として開講された授業科目です。
 講座では、始めに「コミュニティ・アクション」の担当教員である水垣先生および佐藤先生から、これまでの取組に対する地域の皆さんのご協力への謝辞と概要説明があり、続いて学生4グループによる発表が行われました。各グループの発表テーマは以下のとおり。
  (1)ドローンを活用した住民同士の状況確認と災害時等への展開を踏まえた共助システム構築
  (2)動画共有サイトを活用した地域の特産品(バナメイエビ養殖)の紹介動画の作成
  (3)全方位カメラを活用した星空バーチャルリアリティ体験コンテンツの作成
  (4)地域の伝統工芸とバーチャルリアリティによる親和化と紹介コンテンツの作成
 当日は、下市町広橋地区の区長始め地元住民の皆さん10名が参加し、学生たちの発表を熱心に聞き入っていました。また、発表の後は住民の皆さんと学生たちが取組内容に関して自由に意見交換する場も設けられ、実際に自分たちの地域に導入された場合にどのように活用できるか、 長期的に取組を続ける上での課題や問題点など、熱心に議論が交わされました。

            
             

                           

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